【Spitfire】スケボーウィール全モデル比較|シェイプと硬さの違い

  • Spitfireのウィールは種類が多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
  • 99Aと101A、クラシックとコニカルで何が違うのか知りたい
  • 初心者が最初に買うならどのSpitfireが失敗しにくいのか知りたい

「Spitfire」は1987年にサンフランシスコで誕生したウィール専門ブランドで、プロスケーターからビギナーまで幅広く支持される世界有数のスケボーウィールブランドです。アメリカ生産を続けるウレタンの品質と、削れにくくスピードが落ちにくい滑走性能に定評があります

スケボーウィールは自分の滑るスタイルや路面に合わないモデルを選んでしまうと、走り出しの軽さやトリックの決まりやすさにも影響します。練習の手応えをきちんと積み上げるためにも、ウィールは各モデルのシェイプや硬度の違いを理解して選ぶことが大切です

この記事では、Spitfireの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行のスケボーウィールを全モデル比較します。滑り方別のおすすめモデルも紹介しますので、Spitfireのウィールが気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

Spitfireとは世界No.1シェアを誇るスケボーウィールブランド

Spitfireは、スケボーウィールだけを作り続けてきたアメリカ・サンフランシスコ発のブランドです。1987年の誕生以来、デッキやトラックには手を広げず、ウレタンの配合と形状だけに開発資源を注いできました。

スケートボードがバーチカル中心からストリート中心へ移った時代に、アスファルトの上でも減速せず、パワースライドを繰り返しても削れにくいウレタンが求められました。Spitfireは課題に正面から取り組み、世界中のスケートショップで定番として扱われる位置まで登りつめています。

炎をあしらった「Bighead」のロゴは、ウィールそのものよりも先に顔を知られているほど浸透しました。Spitfireのウィールを履いているというだけで、足元の信頼が伝わるブランドです。

Spitfireのブランドコンセプト

Spitfireが掲げているのは、ウィールという一点への集中です。速さ、削れにくさ、スライドのコントロール性という3つの要素を高い水準で成立させることに、開発の軸が置かれています。

3要素は本来トレードオフの関係にあります。硬くすればスピードは伸びるものの路面の振動を拾いやすく、軟らかくすればグリップは増えても失速しやすいのが実情です。Spitfireが両立の幅を広げてきた背景にあるのが、ウレタンの配合そのものを見直すというアプローチです。

プロが使うモデルとショップの棚に並ぶモデルが同じである点も、Spitfireの姿勢を表しています。競技レベルのスケーターと週末に公園へ通うスケーターが、同じ品質のウィールを同じ条件で選べるわけです

Spitfireの歴史・創業背景

Spitfireは1987年にサンフランシスコで産声を上げ、スケートボードの卸売会社であるDeluxe Distributionの一員として活動を始めました。ウィール専業ブランドとしては古参にあたり、40年近い歴史を積み重ねています。

転機となったのが1992年です。アーティストのKevin Ancellが描いた炎のキャラクター「Bighead」が登場し、ウィールのプリントからステッカー、アパレルまでブランドの象徴として定着しました。スケートカルチャーの中でも屈指の知名度を持つロゴです。

2013年には主力ウレタンの「Formula Four」を投入します。フラットスポット(ウィールの一部が平らに削れてガタつく状態)への耐性を大きく引き上げ、ウィール選びの基準そのものを更新した配合として、現在もSpitfireの中心に据えられています

Spitfireの関連ブランド

デッキブランドのReal・Anti Hero・Krooked、トラックブランドのThunder・Ventureが名を連ねているのが、Spitfireが所属するDeluxe Distributionです。いずれもサンフランシスコを拠点とする老舗です。

足回りをまとめて組みたいスケーターにとって、傘下ブランドの存在は選びやすさにつながります。トラックにThunderやVenture、ウィールにSpitfireという組み合わせは、コンプリート組みの定番として長く支持されてきました。

Spitfireの日本での買いやすさ

Spitfireのスケボーウィールは、日本国内の正規取扱ショップで一通りそろいます。Formula Fourの各シェイプからソフト系のチャージャーやサファイアまで、主要なラインは国内在庫で入手できる状態です。

ただし硬度とサイズの組み合わせまで含めると、店舗ごとに在庫の厚みは変わります。101Aや51mmといった端の設定は取り寄せになる場合もあるため、狙いが決まっているなら複数のショップを見比べると確実です。

Spitfireの機能とテクノロジー

Spitfireのスケボーウィールは、ウレタンの配合・硬度・シェイプという3点で乗り味が決まります。カラーやプリントの違いに目が行きがちですが、実際の走りを左右するのは3つの要素です。

3点を押さえておくと、次章の全モデル比較が一気に読みやすくなります。Spitfireのウィールに使われている技術を順に整理していきます。

Spitfireのスケボーウィールに使われている代表的なテクノロジーは以下の4つです。

  • Formula Four|フラットスポットに強い高反発ウレタン
  • デュロメーター展開|93A/97A/99A/101A
  • 8種類のシェイプ設計
  • 80HD・90DUフォーミュラ|ソフトなのに沈み込まない

Formula Four|フラットスポットに強い高反発ウレタン

Formula Fourは、2013年にSpitfireが投入した主力ウレタンです。ウィールの摩耗と反発という相反する性質に手を入れ、削れにくさとスピードの持続を同時に狙った配合になっています

Spitfireが特に力を入れたのが、フラットスポットへの耐性です。パワースライドで同じ面を擦り続けると通常のウィールは一部が平らに削れ、走るたびにガタガタと振動が出ます。Formula Fourは摩耗しても丸みを保ちやすいため、荒い使い方をしてもスムーズな転がりが長持ちします。

スライドの出方が予測しやすい点も、Formula Fourが選ばれる理由です。何週間も使い込んだあとでも滑り出しの感触が変わりにくく、練習を重ねるほどウィールの癖に振り回されずに済みます

デュロメーター展開|93A/97A/99A/101A

デュロメーターとは硬度を表す数値のことで、Spitfireのスケボーウィールでは93A・97A・99A・101Aの4段階が中心です。数字が大きいほど硬く、Spitfireのプリントでは「99DU」「101DU」のようにDU表記で刻まれています。

硬いウィールは路面との摩擦が小さく、スピードが伸びてスライドも軽く出せます。反面、細かい砂利や凹凸を拾いやすく、乗り心地は硬質です。軟らかいウィールは路面追従性とグリップに優れ、荒れたアスファルトでも減速しにくくなります。

滑る場所から逆引きするとわかりやすくなります。ツルツルに磨かれたパークなら101A、街のストリートを含めて幅広く使うなら99Aが最も汎用的で、路面の荒れが気になるなら97Aや93Aという組み立てです。

8種類のシェイプ設計

Spitfireのスケボーウィールには、クラシック・OGクラシック・コニカル・コニカルフル・ラディアル・ラディアルスリム・ロックイン・タブレットという形状の展開があります。同じ硬度・同じサイズでも、形が違えば乗り味は別物です

違いを生むのは接地面(地面と触れる部分)の広さとサイドの削り方です。接地面が広いほどグリップと安定感が増し、狭いほど軽くスライドが出やすくなります。サイドを斜めに落としたカットアウェイ形状は、接地面を保ったまま重量を削る手法です。

シェイプ選びは滑るスタイルと直結します。フリップ系のトリックを詰めるなら細身、ボウルで高速ラインを引くなら広めというように、Spitfireは同じウレタンのまま形状だけを変えて選べる幅を用意しています

80HD・90DUフォーミュラ|ソフトなのに沈み込まない

Spitfireのソフト系ウィールに使われているのが、80HDと90DUという専用フォーミュラです。一般的なソフトウィールは軟らかさと引き換えに走行中たわみ、踏み込んだ力が逃げて接地感がぼやけます

チャージャーに使われる80HDは、ベアリングを収める硬いハブと軟らかい外周を組み合わせた複合構造です。不要なフレックスを抑える設計により、同じ硬度帯のウィールよりしっかりした踏み心地を保ちます。

サファイアの90DUはさらに踏み込んだ構造で、クリアな90DUの外周を101DUのFormula Fourコアに接着しています。乗り心地の良さは外周が、スピードの持続はコアが受け持つ形で、Spitfireはソフトウィールの弱点を構造から潰しました

Spitfireのスケボーウィール全種類を比較

Spitfireのスケボーウィールは、Formula Fourの各シェイプにソフト系とエントリー系を加えた構成です。シェイプ・ウレタン・硬度展開・サイズ展開・得意な場面を一覧で見比べられるようにしました。

比較表のあとに、各モデルの中身を順番に解説します。気になる名前が見つかったら、そのまま該当セクションを読み進めてください。

スクロールできます
モデル名 シェイプ ウレタン 硬度展開 サイズ展開 得意な場面
FORMULA FOUR CLASSIC クラシック(定番形状) Formula Four 93A/97A/99A/101A 50〜60mm ストリート・テクニカル
FORMULA FOUR CONICAL FULL コニカルフル(広め+カットアウェイ) Formula Four 97A/99A/101A 52〜58mm パーク・トランジション
FORMULA FOUR CONICAL コニカル(軽量ハンドカット) Formula Four 97A/99A/101A 52〜56mm オールラウンド
FORMULA FOUR RADIAL ラディアル(丸エッジ) Formula Four 93A/97A/99A 52〜58mm ストリート・パーク兼用
FORMULA FOUR RADIAL SLIM ラディアルスリム(細身) Formula Four 99A/101A 51〜54mm テクニカルストリート
FORMULA FOUR LOCK-INS ロックイン(左右非対称) Formula Four 93A/99A/101A 52〜55mm グラインド・ロック系
FORMULA FOUR TABLETS タブレット(細身+平坦) Formula Four 99A/101A 52〜56mm カーブ・レッジ系
FORMULA FOUR OG CLASSIC OGクラシック(角形状) Formula Four 99A/101A 52〜56mm グリップ重視
FORMULA FOUR 93 SOFT SLIDERS ラディアル系(最軟) Formula Four 93A 54〜58mm 荒れた路面・スライド
SAPPHIRES 90D ラディアル/クラシック系 90DU外周+101DU F4コア 90D 53〜58mm 街乗り+パーク兼用
CHARGERS 80HD クラシック系(クルーザー) 80HD 80HD 54〜66mm クルージング・街乗り
BURNERS クラシック(ビッグヘッド) Burnersフォーミュラ 99DU 52〜56mm 入門・エントリー

FORMULA FOUR CLASSIC

FORMULA FOUR CLASSICの製品画像

項目 内容
モデル名 FORMULA FOUR CLASSIC
シェイプ クラシック(定番形状)
ウレタン Formula Four
硬度展開 93A/97A/99A/101A
サイズ展開 50〜60mm

Spitfireの「FORMULA FOUR CLASSIC」は、世界中のスケーターに最も使われている定番シェイプのスケボーウィールです。接地面を細めに取り、足元の軽さとフリップトリックの回しやすさを優先した形になっています

硬度は93A/97A/99A/101Aの4段階、サイズは50〜60mmと、Spitfireのラインナップで最も選択肢が広いモデルです。滑る場所や体重に合わせて、シェイプを変えずに組み合わせだけを詰められます。

フラットやレッジでは、細い接地面が余計な引っかかりを抑えて着地を素直にします。55mm以上の大きめサイズを選べばパークでも失速せず走り切れるため、1セットで街とパークを行き来する使い方にも対応可能です

どれを買うか迷ったときの基準になるのがクラシックです。ストリート中心のスケーターや、Spitfireを初めて履く人におすすめできます。

FORMULA FOUR CONICAL FULL

FORMULA FOUR CONICAL FULLの製品画像

項目 内容
モデル名 FORMULA FOUR CONICAL FULL
シェイプ コニカルフル(広め+カットアウェイ)
ウレタン Formula Four
硬度展開 97A/99A/101A
サイズ展開 52〜58mm

接地面をラインナップ中で最も広く取ったのが、Spitfireの「FORMULA FOUR CONICAL FULL」です。広い接地面をそのままにサイドを斜めに削ぎ落とすことで、重量の増加を抑えています

広い接地面が生むのは高速域での圧倒的なグリップです。ボウルの壁を駆け上がるようなラインでも、97A/99A/101Aのどの硬度を選んでも横方向にズレにくく、大きなギャップの着地でも踏ん張りが効きます。

一方で、フリップトリックの回しやすさではクラシックやタブレットに一歩譲ります。接地面が広い分だけ足元の存在感があり、細かい足さばきを求めるスケーターにとっては重さが気になるポイントです

トランジションでスピードを出したい人、ボウルやフルパイプを主戦場にする人に向いたSpitfireのウィールです。

FORMULA FOUR CONICAL

FORMULA FOUR CONICALの製品画像

項目 内容
モデル名 FORMULA FOUR CONICAL
シェイプ コニカル(軽量ハンドカット)
ウレタン Formula Four
硬度展開 97A/99A/101A
サイズ展開 52〜56mm

Spitfireの「FORMULA FOUR CONICAL」は、コニカルフルより細身のハンドカット形状で、クラシックより接地面を広げつつサイドを斜めに落として軽快さを残しています

グリップと軽さの中間に位置するため、オールラウンドに使える万能型として支持されています。97A/99A/101Aの硬度と52〜56mmのサイズ帯は、街のストリートからプラザ、パークまで一通りをカバーする組み合わせです。

踏み込んだときのレスポンスは素早く、それでいてFormula Fourの反発でスピードは落ちません。プッシュの回数を減らしたい人にとって、走り出しの軽さは効いてきます

ストリートとパークを行き来するスケーターや、1セットで何でもこなしたい人に選ばれているSpitfireのウィールです。

FORMULA FOUR RADIAL

FORMULA FOUR RADIALの製品画像

項目 内容
モデル名 FORMULA FOUR RADIAL
シェイプ ラディアル(丸エッジ)
ウレタン Formula Four
硬度展開 93A/97A/99A
サイズ展開 52〜58mm

Spitfireの「FORMULA FOUR RADIAL」は、エッジに丸みを持たせた形状のスケボーウィールです。角を落としたサイドが路面への食い込みを和らげ、スライドの出だしを読みやすくしています

丸エッジの利点は、横に流したときの唐突さがないところにあります。滑り出しが穏やかで、止めたいところで止まるため、パワースライドの距離をコントロールしやすい設計です。直進時の安定感も損なわれていません。

硬度は93A/97A/99Aと軟らかめに振った展開で、101Aの設定はありません。荒れた路面で振動を抑えたいスケーターの需要に応える構成になっています。

スライドを多用する人、街とパークの両方で使いたい人におすすめのSpitfireウィールです。

FORMULA FOUR RADIAL SLIM

FORMULA FOUR RADIAL SLIMの製品画像

項目 内容
モデル名 FORMULA FOUR RADIAL SLIM
シェイプ ラディアルスリム(細身)
ウレタン Formula Four
硬度展開 99A/101A
サイズ展開 51〜54mm

ラディアルをさらに細く、軽く削り込んだ派生が「FORMULA FOUR RADIAL SLIM」です。丸エッジの読みやすさはそのままに、接地面を絞って重量を落としています

軽量化の効果はボードの振り抜きに現れます。デッキを回すときの慣性が小さくなり、フリップの回転が上がりやすいうえ、丸エッジのおかげでスライドのレスポンスも鋭くなるのが特徴です。

サイズは51〜54mmと小径寄りで、硬度は99Aと101Aの2択です。重心が低くなるぶん安定感は控えめで、荒れたアスファルトを長距離走る用途には向きません

フラットやレッジでテクニカルなトリックを詰めたいスケーターに、Spitfireがそろえた選択肢です。

FORMULA FOUR LOCK-INS

FORMULA FOUR LOCK-INSの製品画像

項目 内容
モデル名 FORMULA FOUR LOCK-INS
シェイプ ロックイン(左右非対称)
ウレタン Formula Four
硬度展開 93A/99A/101A
サイズ展開 52〜55mm

Spitfireの「FORMULA FOUR LOCK-INS」は、外側をコニカル、内側をストレートに仕上げた左右非対称のスケボーウィールです。ラインナップの中でも用途をはっきり絞った形状になっています。

内側のストレート面は、レールやカーブに乗せたときの受け皿として働きます。垂直に立った面が金属や角にしっかり噛み、グラインド中のロック感が安定する構造です。外側を削ぎ落としているため、重量は抑えられています。

硬度は93A/99A/101Aで、荒れた場所のセクションに合わせて軟らかめを選ぶこともできます。一方でフラットの取り回しは標準的で、非対称形状の恩恵はトリック中に集中する仕様です

グラインドやスライド系のトリックを軸に組み立てるスケーターに向いたモデルです。

FORMULA FOUR TABLETS

FORMULA FOUR TABLETSの製品画像

項目 内容
モデル名 FORMULA FOUR TABLETS
シェイプ タブレット(細身+平坦)
ウレタン Formula Four
硬度展開 99A/101A
サイズ展開 52〜56mm

Spitfireの「FORMULA FOUR TABLETS」は、全体を細身にしながら接地面をフラットで広く取り、ラインナップでも尖った、名前どおり錠剤のような輪郭に仕上げています。

細身のシルエットが軽さを生み、平らで広い接地面がカーブ上での安定を担保します。軽さとグリップという相反する要素を、削り方の工夫だけで両立させた形状です。角がしっかり出ているため、乗せた瞬間の位置も掴みやすくなります。

硬度は99Aと101Aの2択で、いずれも硬めです。パークやボウルで速度を維持しながら、レッジのトリックにも入っていける組み合わせになっています

カーブやレッジを中心に滑るスケーターや、精度の高い足元の感触を求める人におすすめです。

FORMULA FOUR OG CLASSIC

FORMULA FOUR OG CLASSICの製品画像

項目 内容
モデル名 FORMULA FOUR OG CLASSIC
シェイプ OGクラシック(角形状)
ウレタン Formula Four
硬度展開 99A/101A
サイズ展開 52〜56mm

「FORMULA FOUR OG CLASSIC」は、Spitfireが長年作り続けてきた原点の形状を、Formula Fourウレタンで仕立て直したスケボーウィールです。クラシックより接地面を一回り広げ、サイドを立ち気味に残しています。

接地面が広い分だけグリップが増し、着地やパワースライドの直後もふらつきにくくなります。角が残った形状は摩耗しても輪郭が崩れにくく、履き込むほどに乗り味が変わっていく感覚を抑えられる作りです。

硬度は99Aと101A、サイズは52〜56mmという実用的な帯です。軽さを最優先するテクニカル志向のスケーターには、クラシックやラディアルスリムのほうが素直に応えます

安定感を最優先する人や、昔ながらの厚みのある乗り味を好む人に向いたSpitfireのウィールです。

FORMULA FOUR 93 SOFT SLIDERS

FORMULA FOUR 93 SOFT SLIDERSの製品画像

項目 内容
モデル名 FORMULA FOUR 93 SOFT SLIDERS
シェイプ ラディアル系(最軟)
ウレタン Formula Four
硬度展開 93A
サイズ展開 54〜58mm

Formula Fourのラインで最も軟らかい93Aに設定されたのが「FORMULA FOUR 93 SOFT SLIDERS」です。ソフトウィールでありながら、Spitfireの主力ウレタンをそのまま使っている点が他社の軟質モデルとの違いになります。

93Aの軟らかさは路面追従性に直結します。ざらついたアスファルトや目地の多いコンクリートでも足裏に来る振動が減り、小石を拾っても弾かれにくいのが特徴です

軟らかいウィールは通常フラットスポットができやすいものですが、Formula Fourの耐摩耗性がリスクを抑えます。名前のとおりスライドを前提にした設計で、擦っても丸みが残りやすい仕上がりです。

路面の荒れた場所で滑る機会が多い人、街乗りの快適さとトリックの両方を諦めたくない人におすすめします。

SAPPHIRES 90D

SAPPHIRES 90Dの製品画像

項目 内容
モデル名 SAPPHIRES 90D
シェイプ ラディアル/クラシック系
ウレタン 90DU外周+101DU F4コア
硬度展開 90D
サイズ展開 53〜58mm

Spitfireの「SAPPHIRES 90D」は、透明感のある90DUの外周を101DUのFormula Fourコアに接着した二層構造のスケボーウィールです。軟らかさと速さを別々のパーツに分担させた設計になっています

外周の90DUが路面の凹凸を吸収し、硬いコアが踏み込んだ力を受け止めます。ソフトウィール特有の失速とたわみを構造で抑え込んでいるため、街を流したあとそのままパークに入っても走りが鈍りません。

サイズは53mm・54mm・56mm・58mmが用意され、径ごとにカラーが割り当てられています。純粋なフリップトリックの軽さでは硬いFormula Fourに及びませんが、移動距離の長いセッションでは差が出ます

通学や通勤の移動とパークでの遊びを1セットでまかないたい人に向いたモデルです。

CHARGERS 80HD

CHARGERS 80HDの製品画像

項目 内容
モデル名 CHARGERS 80HD
シェイプ クラシック系(クルーザー)
ウレタン 80HD
硬度展開 80HD
サイズ展開 54〜66mm

「CHARGERS 80HD」は、Spitfireのラインナップで最も軟らかい80HDのクルーザー向けスケボーウィールです。ベアリングを収める硬いハブに軟らかい外周を組み合わせた複合構造を採用しています。

一般的な80A前後のソフトウィールは、踏み込むと外周がたわんで力が逃げます。Spitfireは不要なフレックスを抑える設計でハブを支えに使い、軟らかいのに接地感がぼやけない転がりを実現しました。

サイズは54〜66mmと大径まで用意され、大きいほど段差や砂利を乗り越える力が上がります。ただし80HDの軟らかさはグリップが強く、スケートパークでのスライドやトリックには適しません

通勤通学の移動、荒れたアスファルトでのクルージングを中心にするスケーターにおすすめのSpitfireウィールです。

BURNERS

BURNERSの製品画像

項目 内容
モデル名 BURNERS
シェイプ クラシック(ビッグヘッド)
ウレタン Burnersフォーミュラ
硬度展開 99DU
サイズ展開 52〜56mm

Formula Fourとは別配合のウレタンを使った入門向けラインが、Spitfireの「BURNERS」です。ビッグヘッドをあしらったクラシック形状で、Spitfireらしい見た目はそのまま受け継いでいます。

硬度は99DUの1種類、サイズは52〜56mmと構成はシンプルです。耐フラットスポット性能はFormula Fourに一歩譲るため、パワースライドを繰り返す使い方では摩耗の進み方に差が出ます。

とはいえ日常的な練習に必要な転がりとグリップは十分に確保されています。完成品デッキに最初から付いている無名のウィールと比べれば、走り出しの軽さもスライドの素直さもはっきり異なる仕上がりです。

初めてウィールを交換する人や、コンプリートを組むときに足回りをSpitfireでそろえたい人に向いた選択肢です。

まとめ

この記事では、Spitfireのブランドの成り立ちからFormula Fourの技術、そして現行のスケボーウィールを全モデル比較してきました。シェイプ・硬度・サイズという3つの軸で整理すれば、種類の多さに戸惑うことはなくなります

滑る場所から選ぶのが近道です。ストリート中心ならクラシックの99A、パークやボウルでスピードを出すならコニカルフル、グラインドを詰めたいならロックイン、街乗りと移動が多いならチャージャーやサファイアという組み立てになります。

最初の1セットで迷っているなら、52〜54mmの99Aから試すのが手堅い選び方です。Spitfireのスケボーウィール選びの参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころからスケートボードに親しみ、これまで複数ブランドのデッキやコンプリートを実際に購入して使い比べてきました。各モデルの特徴やパーツ選びの違いを実購入者の目線で整理し、何を選べばいいか迷う方に向けて『スケボーセレクト』を運営しています。

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