- スケボーのウィールでおすすめのモデルはどれを選べばいい?
- 99Aと101A、ハードとソフトなど硬さの違いがわからない
- ブランドごとのウィールの特徴を比べてから交換したい
スケボーのウィールとは、トラックの車軸に取り付けて路面を転がる、ウレタン製の車輪です。1台に4個を使い、硬さや直径、シェイプの違いによって、滑り出しの軽さやトリックのしやすさ、路面の振動の伝わり方が変わります。
この記事では、スケボーのウィールの選び方と、ブランド別のおすすめモデルを紹介します。最新モデルのウィールへの交換を考えているスケーターは、ぜひ参考にしてください。
スケボーにおすすめのウィールの特徴
スケボーのウィールは、トラックの車軸に左右2個ずつ、1台で合計4個を取り付けるウレタン製のパーツです。ウィールの中心には左右1個ずつベアリングをはめ込み、1台分で8個のベアリングを組み込んで使います。
スケボーのウィール選びで最初の分かれ道になるのは、トリック用のハードウィールにするか、街乗り用のソフトウィールにするかという点です。ハードウィールはスライドやグラインドが抜けやすく、ソフトウィールは振動を吸収して静かに転がるため、滑る場所と目的を決めてから硬さや直径を選ぶと失敗しません。
スケボーのウィールで押さえておきたい特徴は、以下の5つのポイントです。
- 硬さはトリック中心なら99A以上、街乗り中心なら78A〜92Aがおすすめ
- 直径はストリートなら50〜54mm、パークや移動なら54mm以上を選ぶ
- シェイプと接地面の幅は安定性重視なら広め、軽さ重視なら細めを選ぶ
- フラットスポットに強い独自ウレタンのモデルを選ぶ
- 硬さの表記はAスケールとBスケールの違いに注意する
硬さはトリック中心なら99A以上、街乗り中心なら78A〜92Aがおすすめ
スケボーのウィールの硬さは、デュロメーター(ウレタンの硬さを表す数値)で表され、数字が大きいほど硬くなります。99A〜101Aのハードウィールはパワースライドやグラインドで路面に引っかかりにくく、ストリートやパークのトリック向きの硬さです。
初めてスケボーのウィールを交換するなら、ストリートの標準である99Aを基準に選ぶのが確実です。99Aは101Aより路面の粗さの影響を受けにくく、スケートパークでも街中でも扱いやすいため、近年のストリート用ウィールの主流になっています。
直径はストリートなら50〜54mm、パークや移動なら54mm以上を選ぶ
ウィールの直径が小さいほどデッキが地面に近くなり、ウィール自体も軽くなるため、オーリーやフリップ系のトリックでテールを弾きやすくなります。反対に直径が大きいスケボーのウィールは、1回のプッシュで速度を保ちやすく、路面のひび割れや小さな段差も乗り越えやすいのが特徴です。
56mm以上の大きいウィールは、ターンでデッキの裏にウィールが当たる「ウィールバイト」が起きやすい点に注意が必要です。トラックの高さとの組み合わせを確認したうえで、ライザーパッドで高さを足すと、大径のウィールでも安心してターンできます。
シェイプと接地面の幅は安定性重視なら広め、軽さ重視なら細めを選ぶ
シェイプとはウィールの断面の形のことで、路面に触れる接地面の幅や側面の削り方がモデルごとに異なります。OJの「Elite Full Combo」やSpitfireの「Formula Four Conical Full」、Sml.の「OG Wide AG Formula」のように接地面が広いシェイプは、グリップが強く、スピードを出しても横にぶれにくいのが特徴です。
コニカルとは、ウィールの外側の側面を円錐状に斜めにカットした形状で、レッジやレールにトラックをかけたときにウィールの位置が安定しやすいシェイプです。Powell Peraltaの「Dragon Formula Nano Cubic」のように内側と外側でエッジの形を変えたオフセット形状もあり、スケボーで滑る場所やトリックに合わせて選び分けられます。
フラットスポットに強い独自ウレタンのモデルを選ぶ
フラットスポットとは、パワースライドや急なブレーキで接地面の一部だけが削れ、ウィールの円周に平らな部分ができる状態のことです。フラットスポットができたウィールは回転するたびに平らな部分が路面をたたき、走行中にゴトゴトとした振動や音が出ます。
ウィールはデッキに比べて消耗の早いパーツですが、フラットスポットに強いウレタンを選べば交換までの期間を延ばせます。パワースライドを多用するスケーターや練習量の多いスケーターほど、走行中の静かさや転がりの軽さで、ウレタンの質の違いを実感しやすいのが専門ブランドのウィールです。
硬さの表記はAスケールとBスケールの違いに注意する
スケボーのウィールの多くは「99A」のようなAスケールで硬さを表しますが、Satoriの「Elephant Top Shelf」の「84B」のように、Bスケールで表記するモデルもあります。Bスケールの数値はAスケールより20小さく表されるため、84Bは104A相当にあたり、99A〜101Aのハードウィールよりもさらに硬い設定です。
Spitfireは「99DU」や「99 Duro」のようにDuro(デュロメーターの略)で硬さを表記していますが、数値はAスケール相当として扱われます。84Bを84Aと読み違えるとソフトウィールだと誤解し、想定よりはるかに硬いウィールを選んでしまうため、スケボーのウィールを選ぶときは数字だけでなく末尾のアルファベットまで確認すると安心です。
スケボーにおすすめのウィール11選
ここでは、国内の専門通販や大手スポーツ店で手に入る現行モデルから、スケボーにおすすめのウィールをブランド別に紹介します。ブランクウィール(プロのグラフィックを入れないシンプルなウィール)の入門モデルから、SpitfireやBonesの定番ハードウィール、街乗り向けのソフトウィールまで、滑り方の違うスケーターが選べる顔ぶれです。
スケボーに合わせて選べるおすすめのウィールは、以下のモデルです。
- 【Mini Logo】C-cut
- 【Mini Logo】A.W.O.L
- 【Spitfire】Burners
- 【Spitfire】Formula Four Conical Full
- 【Sml.】OG Wide AG Formula
- 【Satori】Elephant Top Shelf
- 【Ricta】Clouds
- 【Bones】STF V5 Sidecut
- 【Bones】Rough Riders
- 【OJ】Elite Full Combo
- 【Powell Peralta】Dragon Formula Nano Cubic
【Mini Logo】C-cut

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Mini Logo |
| モデル名 | C-cut |
| 硬さ | 101A |
| 直径 | 53mm |
| シェイプ | C-cut |
Mini Logoの「C-cut」は、BonesやPowell Peraltaを手がけるSkate Oneが展開する、ロゴだけを入れたシンプルなスケボー用ウィールです。Mini Logoに2種類あるウィールのカットのうち細い方の形状で、硬さはストリートの定番である101Aに設定されています。
コンプリートボードに付いてきたウィールから初めて交換するスケボー初心者や、消耗の早いウィールをこまめに買い替えたい練習量の多いスケーターにおすすめなのが、Mini Logoの「C-cut」です。101Aと硬めのため、粗いアスファルトでは振動が足に伝わりやすく、街乗り中心のスケーターには向きません。
【Mini Logo】A.W.O.L

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Mini Logo |
| モデル名 | A.W.O.L |
| 硬さ | 80A |
| 直径 | 55mm |
| シェイプ | − |
「A.W.O.L」は、1976年からスケボーのウィールを作り続けてきたチームが開発した、Mini Logoのクルーザー向けウィールです。Skate Oneの公式サイトでは性能と耐久性を両立させた高反発のクルーザーウィールと位置づけられており、80Aの柔らかさで直径は55mmです。
通学や近所への移動にスケボーを使いたい方や、手持ちのデッキをクルーザー仕様に組み替えたいスケーターには、Mini Logoの「A.W.O.L」がおすすめです。柔らかい80Aはグリップが強い分、オーリーの弾きやパワースライドには向かないため、トリック練習が中心ならハードウィールを選ぶほうが上達は早まります。
【Spitfire】Burners

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Spitfire |
| モデル名 | Burners |
| 硬さ | 99Duro |
| 直径 | 53mm |
| シェイプ | Bighead |
Spitfireの「Burners」は、サンフランシスコ発のウィールブランドSpitfireが、初めてのスケーターに向けたエントリーラインとして展開するスケボー用ウィールです。硬さは99 Duroに統一され、直径は51〜54mmの4サイズからストリートやパークに合わせて選べます。
定番ブランドのウィールを最初の1セットに選びたいスケボー初心者や、ストリートとパークを両方滑り始めたスケーターには、Spitfireの「Burners」をおすすめします。ウレタンのグレードを上げて長く使いたい中級者以上には、次に紹介するFormula Fourのウィールが選択肢になります。
【Spitfire】Formula Four Conical Full

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Spitfire |
| モデル名 | Formula Four Conical Full |
| 硬さ | 99Duro |
| 直径 | 53mm |
| シェイプ | Conical Full |
「Formula Four Conical Full」は、Spitfireの上位ウレタンFormula Four(F4)と、幅広のコニカル形状Conical Fullを組み合わせたスケボー用ウィールです。F4は多くのプロのシグネチャーモデルにも使われるウレタンで、Spitfireのハードウィールの中心を担うラインです。
Conical Fullは公式が「すべての地形で安定してコントロールできる形状」と説明するシェイプで、コニカルの接地面を広げつつサイドウォール(ウィールの側面)を削って軽量化しており、99 Duroのほか97 Duroと101 Duroも用意されています。
ストリートやパークで本格的にトリックを練習する中級者以上や、レッジやハンドレールでグラインドを繰り返すスケーターには、Spitfireの「Formula Four Conical Full」がおすすめのハードウィールです。99 Duroは粗い路面では振動を拾いやすいため、スケボーで滑る時間の多くがパークやなめらかな路面のスケーターほど性能を引き出せます。
【Sml.】OG Wide AG Formula

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Sml. |
| モデル名 | OG Wide AG Formula |
| 硬さ | 99A |
| 直径 | 52mm |
| シェイプ | OG Wide |
Sml.の「OG Wide AG Formula」は、2009年に設立されたストリート系ウィールブランドSml.が展開する、99Aのスケボー用ハードウィールです。AG FormulaとOG Wideの組み合わせは、プロスケーターのAustyn Gillette(オースティン・ジレット)のシグネチャーシリーズ「Bluff Park」にも採用されています。
定番ブランド以外でデザイン性の高いウィールを選びたいスケーターや、99Aでストリートとパークを行き来するスケボー中級者に、Sml.の「OG Wide AG Formula」をおすすめします。国内で取り扱われるサイズや柄は限られるため、欲しい直径が見つかったときに早めに手に入れておくのが確実です。
【Satori】Elephant Top Shelf

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Satori |
| モデル名 | Elephant Top Shelf |
| 硬さ | 84B(104A相当) |
| 直径 | 51mm |
| シェイプ | Conical |
「Elephant Top Shelf」は、1998年から「Hemp and Positive Skateboarding」を掲げて活動するSatoriが手がける、スケボー用のハードウィールです。カリフォルニア州ハンボルト郡でデザインし、アメリカ国内で製造しているモデルで、Satoriはリサイクル素材を使ったRe-Lifeシリーズのウィールも展開しています。
Satoriの「Elephant Top Shelf」が性能を発揮するのは、路面のなめらかなスケートパークや、スライドとグラインド主体でトリックを組み立てる滑り方で、中級者以上のスケーターにおすすめです。硬い分だけ粗いアスファルトでは振動が大きく、初めてウィールを替えるスケボー初心者の1セット目には向きません。
【Ricta】Clouds

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Ricta |
| モデル名 | Clouds |
| 硬さ | 92A |
| 直径 | 54mm |
| シェイプ | − |
Rictaの「Clouds」は、カリフォルニア州サンタクルーズのNHSが展開するウィールブランドRictaの代表的なソフトウィールで、78Aと86A、92Aの3つの硬さと52〜60mmのサイズから選べます。スケボーの街乗りとストリートのトリックを1つのウィールでこなしたいスケーターに向けた、ハードとソフトの中間を担うモデルです。
路面の粗い近所の道でオーリーなどの基本トリックも練習したい方や、移動とトリックを1台のスケボーでこなしたい方、滑りながら撮影するフィルマーに、Rictaの「Clouds」はおすすめです。クルージング専用なら78A、トリックも混ぜるなら86A〜92Aと硬さを分けて選ぶと、滑る場所に合ったウィールに仕上がります。
【Bones】STF V5 Sidecut

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Bones |
| モデル名 | STF V5 Sidecut |
| 硬さ | 99A |
| 直径 | 53mm |
| シェイプ | V5 Sidecut |
Bonesの「STF V5 Sidecut」は、Skate One傘下の老舗ウィールブランドBonesが、ストリートでの性能を狙って開発したSTF(Street Tech Formula)を採用するスケボー用ウィールです。STFはBonesのストリート向けハードウィールの主力フォーミュラで、99Aのほか、さらに硬い103Aも用意されています。
レッジやレールでのトリックやフリップ系の技を磨きたいストリートスケーター、軽いウィールで足元の反応の良さを求める方には、Bonesの「STF V5 Sidecut」がおすすめです。接地幅が細い分、トランジション(ボウルやランプのような曲面)でスピードに乗ったときの安定感は控えめなため、トランジション中心のスケボーには幅広のシェイプのウィールが合います。
【Bones】Rough Riders

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Bones |
| モデル名 | Rough Riders |
| 硬さ | 80A |
| 直径 | 56mm |
| シェイプ | − |
「Rough Riders」は、Bonesのあらゆる路面に対応するATF(All Terrain Formula)シリーズに属する、街乗り向けのスケボー用ソフトウィールです。80Aの柔らかいウレタンに56mmと59mmの大きめの直径を組み合わせ、荒れたアスファルトや歩道でもスムーズに転がります。
Bonesの「Rough Riders」をおすすめしたいのは、移動やクルージングが中心のスケーターや、滑りながら撮影するフィルマー、街の粗い路面でも快適にスケボーを楽しみたい方です。直径が大きくターンでデッキの裏に当たりやすいため、取り付けるときはライザーパッドを併用してウィールバイトを防ぎます。
【OJ】Elite Full Combo

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | OJ |
| モデル名 | Elite Full Combo |
| 硬さ | 99A |
| 直径 | 53mm |
| シェイプ | Full Combo |
OJの「Elite Full Combo」は、Super Juiceなどのソフトウィールでも知られる米国の老舗ブランドOJが、上位ラインEliteのウレタンで仕上げたスケボー用ウィールです。硬さは99Aのハードウィールで、公式サイトでは53mmと56mm、59mmの3サイズが展開されています。
細いウィールの不安定さが気になるスケーターや、ストリートもパークも1セットで滑りたい方、ボウルやランプでスピードを出したいスケボー中級者に、OJの「Elite Full Combo」はおすすめのウィールです。幅広のシェイプはウレタンの量が多く重くなりやすいため、フリップトリックでの足元の軽さを最優先するスケーターには細身のシェイプが向いています。
【Powell Peralta】Dragon Formula Nano Cubic

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Powell Peralta |
| モデル名 | Dragon Formula Nano Cubic |
| 硬さ | 93A |
| 直径 | 54mm |
| シェイプ | Nano Cubic |
「Dragon Formula Nano Cubic」は、1970年代から続く老舗スケートブランドPowell Peraltaが、現行ウィールの中心に据えるDragon Formulaウレタンを使ったスケボー用ウィールです。Nano Cubicは内側と外側でエッジの形を変えたオフセット形状で、93Aと97Aの2つの硬さ、52〜60mmのサイズから選べます。
Nano Cubicは外側のエッジを大きく丸めて縁石やひび割れに乗り上げやすくし、ナットも覆う形に仕上げ、内側のエッジはグラインドでレッジやレールにかかりやすい形状にしています。
荒れた路面のストリートでもスピードを落としたくない方や、パークやボウルとストリートを行き来する中級者以上のスケーターには、Powell Peraltaの「Dragon Formula Nano Cubic」をおすすめします。硬いウィールの振動が苦手でもパワースライドを楽しみたいなら93A、なめらかなパークが中心なら97Aと、スケボーで滑る場所に合わせて硬さを選ぶのが確実です。
スケボーのウィールを使うときの注意点
スケボーのウィールは交換するだけで乗り味が変わる一方、直径や硬さの選び方を誤ると、ターン中の急停止やトリックの失敗につながります。新しいウィールの性能を引き出すために、取り付けや使い方で知っておきたい注意点を解説します。ウィールまわりのトラブルの多くは、トラックの高さやベアリングとの組み合わせを取り付け前に確認しておけば防げるものです。
ウィールを安全に長く使うために知っておきたい注意点は、以下の4つです。
- 直径の大きいウィールはライザーパッドでウィールバイトを防ぐ
- ソフトウィールはトリックやスライドがしにくいことを理解する
- ウィールは定期的にローテーションして減り方をそろえる
- ベアリングは別売りが多いので一緒に用意する
直径の大きいウィールはライザーパッドでウィールバイトを防ぐ
ウィールバイトとは、ターンでデッキが傾いたときにデッキの裏とウィールが接触し、ウィールの回転が止まって急停止してしまう現象です。56mm以上の大きいウィールや、幅の太いソフトウィールを付けたスケボーで起きやすく、勢いがついたまま前へ投げ出される転倒の原因になります。
ブッシュ(トラックの曲がりやすさを決めるゴム部品)の緩めすぎも、デッキが深く傾いてウィールバイトを招く原因です。ライザーパッドで高さを足したうえで、ターンのしやすさを確かめながらキングピン(トラックの中心にある太いボルト)のナットを少しずつ締めると、ターン中の急停止を防げます。
ソフトウィールはトリックやスライドがしにくいことを理解する
80A前後のソフトウィールは路面をしっかりつかみ、振動や衝撃を吸収する反面、オーリーでテールを弾いたときの反発が弱く、パワースライドやグラインドでもウィールが路面に引っかかりやすくなります。街乗り用に組んだスケボーでトリックを練習すると、グリップの強さからパワースライドが途中で止まり、技が決まりにくいのがソフトウィールの弱点です。
トリック練習とクルージングを1台で両立したいなら、Rictaの「Clouds」の86A〜92AやPowell Peraltaの「Dragon Formula Nano Cubic」の93Aのような、中間硬度のウィールを選ぶと両立しやすくなります。パークではハードウィール、移動ではソフトウィールと付け替える方法もあり、スケートツール(ナットを回すスケボー専用の工具)があれば滑る場所でも付け替えが可能です。
ウィールは定期的にローテーションして減り方をそろえる
スケボーのウィールは、パワースライドの癖や足の位置、ターンの方向によって、4個の減り方に差が出ます。特定のウィールだけが削れると直径や形がそろわなくなり、ターンの感覚が左右で変わったり、転がりにムラが出たりします。
ただし、OJの「Elite Full Combo」やPowell Peraltaの「Dragon Formula Nano Cubic」のように内側と外側で形が違うウィールは、裏返すとシェイプの向きが逆になります。非対称のシェイプのウィールは、前後と左右の入れ替えだけでローテーションするのが基本です。
ローテーションを続けてもフラットスポットや大きな片減りで走行中の振動が収まらなくなったら、ウィールの交換時期です。1個だけを新品に替えると直径がそろわないため、交換は4個まとめて行うと左右のバランスが崩れません。
ベアリングは別売りが多いので一緒に用意する
スケボーのウィールは4個セットで販売されるのが一般的ですが、ウィール単体の商品にはベアリングが付属しないことが多く、1台分で8個のベアリングを別に用意するのが前提です。左右のベアリングの間にはスペーサー(ベアリング同士の間隔を保つ筒状の部品)をはさむと、ナットを締めたときのベアリングへの負担を減らせます。
取り付けたあとにナットを締めすぎると、ベアリングが圧迫されてウィールの回転が重くなるので注意が必要です。ナットはいったん締め切ってから、ウィールが左右へわずかに動く程度まで戻すと新しいウィールがスムーズに回り、ベアリングの選び方もあわせて見直せば、スケボーの転がりをさらに軽くできます。
まとめ:自分に合うウィールでスケボーの滑りを楽しもう
この記事では、スケボーにおすすめのウィールと、硬さや直径、シェイプ、ウレタンから選ぶ方法を解説しました。ウィールはデッキより手軽に交換できるパーツで、同じスケボーでも硬さと直径を替えるだけで、滑り出しの軽さや路面の振動の伝わり方が大きく変わります。
初めての交換で迷ったときは、Mini Logoの「C-cut」やSpitfireの「Burners」から選ぶと、ハードウィールの乗り味をつかみやすくなります。自分の滑り方に合うおすすめのウィールを手に入れて、スケボーの滑りをもっと楽しんでください。


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