【ANTIHERO】スケボーデッキ全種類を比較|おすすめモデルはどれ?

  • 「ANTIHEROのデッキは種類が多くて、どれを選べばいいのかわからない」
  • 「Classic EagleとEagle DBXは何がどう違うのか知りたい」
  • 「最初の1本に選ぶなら、どのモデルがおすすめなのか」

ANTIHERO(アンタイヒーロー)は、1995年にアメリカ・サンフランシスコで生まれた、ハードコアなストリート系スケートボードブランドです。強い反発力(ポップ)を持つ高機能なデッキを展開しており、ストリートカルチャーを愛する本物志向のスケーターに人気があります。

ただしスケボーのデッキ(足を乗せる板の部分)は、サイズや構法を間違えて選ぶと、スケートボードの上達スピードが落ちてしまいます

この記事では、ANTIHEROのブランドの特徴や独自の構法をわかりやすく解説し、全シリーズのデッキを比較します。スタイル別のおすすめモデルも紹介しますので、ANTIHEROのスケボーが気になっている方はぜひチェックしてください。

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ANTIHEROとはどんなスケボーブランド?特徴と評判を紹介

ANTIHERO(アンタイヒーロー)は、プロスケーターのジュリアン・ストレンジャーが1995年に立ち上げたスケートボードブランドです。アメリカ・サンフランシスコの名門ディストリビューター、Deluxe Distribution(デラックス・ディストリビューション)を母体としています。

ANTIHEROは派手なマーケティングに頼らず、生粋のハードコアな姿勢を貫いてきたスケボーブランドです。玄人のスケーターから長く支持される、独自の存在感を放っています

ANTIHEROのブランドコンセプト

ANTIHEROというブランド名は、「ヒーロー(優等生・正義の味方)」の対極を意味します。世の中の正解に背を向ける反骨精神が、ANTIHEROというスケボーブランドの根底にあるコンセプトです。

ANTIHEROは商業主義に媚びず、ロウでエッジの効いたグラフィックを打ち出し続けてきました。流行を追うのではなく、本物志向のスケートボードを作る姿勢が一貫しています

飾らないリアルな世界観こそが、ANTIHEROが玄人スケーターから熱く支持される理由です。ブランドの哲学に共感できる方にとって、所有する満足度の高いスケボーといえるでしょう

ANTIHEROの歴史・創業背景

ANTIHEROは1995年の創業以来、コンセプトを変えずに歩んできたスケートボードブランドです。母体のDeluxe Distributionは、スケート業界でも屈指の老舗ディストリビューターです。

Deluxe Distributionは、ウィール(車輪)のSpitfireや、トラック(車軸の金属パーツ)のThunder・Ventureを擁しています。ANTIHEROは確かな品質管理のもとで、デッキを作り続けています

30年以上にわたってブレずに支持を集めてきた実績は、ANTIHEROのスケボーを選ぶ大きな安心材料になります。長く付き合えるブランドを探している方にも向いています。

ANTIHEROのチームと評判

ANTIHEROには、ジョン・カーディエルやグラント・テイラー、トニー・トルヒーヨといった伝説的なライダーが在籍してきました。ブライアン・アンダーソンやフランク・ガーワーら、シーンを代表する実力者も名を連ねます。

近年はダーン・ファン・デル・リンデンやオースティン・カンフッシュ、レイニー・ベレスら新世代も活躍しています。ANTIHEROは世代を超えて強力なチームを築いてきたスケボーブランドです

『Fantastic Voyage』をはじめとする数々の名作ビデオも、ANTIHEROの評判を支えてきました。映像から伝わる骨太なスケートボードのカルチャーが、世界中のファンを惹きつけています

ANTIHEROの機能・特徴

ここでは、ANTIHEROのデッキに採用されている独自の構法や特徴を解説します。スケートボード選びで知っておくと役立つポイントにしぼって紹介します。

ANTIHEROのスケボーデッキを支える主な構法と特徴は、以下の4つです。

  • ANTIHEROのDBX(Death By Eagle)構法
  • 7プライメイプル × ミディアムコンケーブ
  • Jalopi|変形シェイプの世界
  • ANTIHEROのイーグルロゴとロウなアートワーク

ANTIHEROのDBX(Death By Eagle)構法

DBX(Death By Eagle)は、ANTIHEROが展開するハイエンドな構法です。バサルト(玄武岩を繊維化した硬い素材)を織り込んだ3層構造を、デッキの内部に採用しています。

ANTIHEROのDBXは、3層のバサルトと標準的な内部ベニヤ、薄いフェイスベニヤを組み合わせています。従来の7プライ(7枚のメイプル材を貼り合わせた構造)よりも、軽く薄く、そして高強度に仕上がります

ANTIHEROのDBX構法は、スナッピーで弾けるようなポップ(デッキを弾く反発力)を生み出します。ヘタりにくく長持ちするため、強い反発と耐久性を求めるスケーターにおすすめです。

7プライメイプル × ミディアムコンケーブ

7プライメイプルとミディアムコンケーブは、ANTIHEROの定番ラインに共通する基本仕様です。コンケーブとは、デッキを横から見たときの反り・くぼみのことを指します。

ANTIHEROのClassic EagleやCurb Riotは、クセのないミディアムコンケーブを採用しています。7枚のカナディアンメイプルを貼り合わせた構造が、安定した踏み心地を生みます

ANTIHEROの7プライメイプルは、ストリートからパークまで幅広いスタイルに対応します。オールラウンドに使える万能さは、最初の1本にも選びやすいスケボーの仕様です

Jalopi|変形シェイプの世界

Jalopi(ジャロピ)は、ジュリアン・ストレンジャーが主宰するANTIHEROの変形シェイプ・プロジェクトです。ポップシクル(両端が反り上がった標準的な形状)とは異なる、個性的なアウトラインを展開します。

ANTIHEROのJalopiは、ワイドなボディや独特の輪郭を持つシェイプが特徴です。プールやトランジション(R状の斜面)、街中のクルーズ向けに設計されています。

ANTIHEROのJalopiは、遊び心と機能性を両立させた変形シェイプです。標準的なスケボーとは違う乗り味を楽しみたいスケーターにおすすめです。

ANTIHEROのイーグルロゴとロウなアートワーク

イーグル(鷲)のロゴは、ANTIHEROを象徴するアイコンです。ブランドの世界観を一目で伝える、スケボーシーンでおなじみのマークになっています。

ANTIHEROのデッキには、トッド・ブラトルードらが手がけるグロテスクでエッジの効いたグラフィックも並びます。性能だけでなく、アートワークそのものの強さが際立ちます

ANTIHEROでは、アートワークが選ぶ理由になるほど世界観が作り込まれています。デザイン性を重視してスケートボードを選びたい方にも応えるブランドです。

ANTIHEROの全種類を比較

ここでは、ANTIHEROの全シリーズのデッキの種類と違いを解説します。ANTIHEROのデッキは、シリーズ(ライン)ごとに性格がはっきりと分かれています。

まずは全シリーズを一覧できる比較表を掲載します。比較表のあとに、位置づけの中心となるシリーズから順に、各デッキの詳細を紹介します。

シリーズ名構法サイズ展開シェイプコンケーブ適正スタイル
Classic Eagle7プライメイプル7.3″〜9.0″ポップシクルミディアムストリート/パーク万能
Eagle DBXDBX(バサルト3層)8.25″〜8.75″ポップシクルミディアムテクニカルストリート
Curb Riot / Redux7プライメイプル8.12″〜8.63″ポップシクルミディアムストリート/パーク万能
Grimple Stix7プライ(一部DBX)7.75″〜9.1″ポップシクル中心ミディアムストリート/パーク
Pro Models7プライ/DBXライダーによるポップシクル中心ミディアムストリート
Jalopi7プライメイプル9.69″〜10.14″変形シェイプシェイプ依存プール/トランジション/クルーズ

Classic Eagle(クラシックイーグル)

Classic Eagleの製品画像

項目内容
モデル名Classic Eagle
構法7プライカナディアンメイプル
サイズ展開7.3″〜9.0″(ミニ含む)
コンケーブミディアム
適正スタイルストリート/パーク万能

「Classic Eagle(クラシックイーグル)」は、象徴のイーグルロゴを冠したANTIHEROの定番ロゴデッキです。ブランドの顔ともいえる、もっとも基本となるスケボーのシリーズです。

ANTIHEROの「Classic Eagle」は、7プライメイプルとミディアムコンケーブのオーソドックスな仕様です。7.3インチのミニから9.0インチまで、幅広いサイズ展開がそろっています

ANTIHEROの「Classic Eagle」は、まず1本目に選びたい王道のデッキです。初心者から熟練者まで、ブランドの定番を押さえたいすべてのスケーターにおすすめのスケートボードです

Eagle DBX(イーグル DBX)

Eagle DBXの製品画像

項目内容
モデル名Eagle DBX
構法DBX(バサルト3層構法)
サイズ展開8.25″〜8.75″
コンケーブミディアム
適正スタイルテクニカルストリート

「Eagle DBX(イーグル DBX)」は、定番のイーグルロゴをDBX構法で仕立てた上位構造版です。Classic Eagleと同じ世界観を、よりハイスペックな1枚で楽しめるANTIHEROのデッキです。

ANTIHEROの「Eagle DBX」は、バサルト3層構法によって軽さと薄さ、高強度を両立しています。スナッピーなポップが生まれるため、テクニカルなトリックや反発を重視するスケーターに向いています。

ANTIHEROの「Eagle DBX」は、見た目は定番ロゴのまま、中身にこだわりたい方に最適です。軽さ・強度・ポップを求める中級者から上級者におすすめのスケートボードです。

Curb Riot / Curb Riot Redux(カーブライオット)

Curb Riot / Curb Riot Reduxの製品画像

項目内容
モデル名Curb Riot / Curb Riot Redux
構法7プライメイプル
サイズ展開8.12″〜8.63″
コンケーブミディアム
適正スタイルストリート/パーク万能

「Curb Riot(カーブライオット)」は、Classic Eagleと並ぶANTIHEROのもう一つの定番ロゴ系デッキです。Riotロゴをモチーフにしたシリーズで、ReduxやIIIなど世代ごとの展開があります。

ANTIHEROの「Curb Riot」は、7プライメイプルとミディアムコンケーブの扱いやすい王道スペックです。マルチカラーなど遊び心のあるグラフィックも、シリーズの魅力になっています

ANTIHEROの「Curb Riot」は、Classic Eagleとは違うグラフィックで定番の乗り味を楽しみたい方におすすめです。ストリートからパークまで万能にこなせるスケートボードです

Grimple Stix(グリンプルスティックス)

Grimple Stixの製品画像

項目内容
モデル名Grimple Stix
構法7プライ(一部DBX)
サイズ展開7.75″〜9.1″
コンケーブミディアム
適正スタイルストリート/パーク

「Grimple Stix(グリンプルスティックス)」は、フランク・ガーワーが主宰するANTIHEROのサブイムプリント(派生ライン)です。アーティストのトッド・ブラトルードによるグロテスクなキャラクターアートが、トレードマークになっています。

ANTIHEROの「Grimple Stix」は、濃密で中毒性のあるグラフィックが最大の魅力です。シーズンごとのテーマや、Grimplenatorなどのコラボシェイプも展開しています。

ANTIHEROの「Grimple Stix」は、性能だけでなくアートワークの強さで選びたいスケーターにおすすめです。個性を前面に出したい方にぴったりのスケボーです

Pro Models(チームライダーモデル)

Pro Modelsの製品画像

項目内容
モデル名Pro Models
構法7プライ/DBX(ライダーによる)
サイズ展開ライダーにより異なる
コンケーブミディアム
適正スタイルストリート

「Pro Models(プロモデル)」は、ANTIHEROのチームライダーたちのシグネチャーモデル群です。グラント・テイラーやトニー・トルヒーヨ、ダーン・ファン・デル・リンデンら実力者の名を冠したデッキがそろいます。

ANTIHEROの「Pro Models」は、ライダーごとに好みのシェイプやサイズ、グラフィックが反映されます。’Homers’やCustomsなど、シーズンごとに新作が登場するのも見どころです。

ANTIHEROの「Pro Models」は、推しのライダーがいる方や、特定のシェイプ・サイズにこだわりたいスケーターにおすすめです。お気に入りの1枚に出会えるスケートボードです

Jalopi(ジャロピ)

Jalopiの製品画像

項目内容
モデル名Jalopi
構法7プライメイプル
サイズ展開9.69″〜10.14″(Summer 2026)
コンケーブシェイプにより異なる
適正スタイルプール/トランジション/クルーズ

「Jalopi(ジャロピ)」は、ジュリアン・ストレンジャーによるANTIHEROの変形シェイプ・プロジェクトです。「おんぼろ車(jalopy)」を語源に、ジャンクでノーティカルな世界観を展開する特殊シェイプ枠です。

ANTIHEROの「Jalopi」は、Summer 2026より新ファミリーのシェイプに刷新されました。Cucaracha(9.69″)やYardbird(9.81″)、Freeloader(10.14″)など、ワイドボディの個性的なアウトラインがそろいます。

ANTIHEROの「Jalopi」は、プールやトランジション、クルーズで真価を発揮します。ポップシクル以外の変わったシェイプを試したい方や、横ノリ・バーチカルを楽しみたいスケーターにおすすめのスケートボードです。

まとめ

この記事では、ANTIHEROのブランドの特徴と、全シリーズのデッキの違いを解説しました。定番ロゴのClassic EagleやCurb Riot、上位構造のEagle DBX、アート系のGrimple Stix、ライダー別のPro Models、変形シェイプのJalopiと、ANTIHEROのスケボーは性格が多彩です。

まずは王道の「Classic Eagle」で、自分に合うサイズ(8.0〜8.5インチ前後が目安)を見つけるのがおすすめです。軽さと強度を求めるなら「Eagle DBX」、個性を出したいなら「Grimple Stix」や「Jalopi」へと選択肢を広げるとよいでしょう。

気になったシリーズは、ぜひ正規取扱店でチェックしてみてください。ANTIHEROのスケボー選びの参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころからスケートボードに親しみ、これまで複数ブランドのデッキやコンプリートを実際に購入して使い比べてきました。各モデルの特徴やパーツ選びの違いを実購入者の目線で整理し、何を選べばいいか迷う方に向けて『スケボーセレクト』を運営しています。

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