【ALMOST】スケボーデッキの種類を徹底比較|全モデルの違いとおすすめはどれ?

  • ALMOSTのスケボーデッキは種類が多くて、どれを選べばいいかわからない
  • インパクトサポートとウーバーライトで構造の何が違うの?
  • 具体的におすすめのALMOSTのデッキはどれ?

「ALMOST(オルモスト)」は、天才スケーターのロドニー・ミューレンらが設立した、デッキ構造のテクノロジーに強みを持つスケートボードブランドです。デッキ構造や製法にALMOST独自の工夫が採用されており、幅広いスケーターから人気があります。

ただし構造の合わないデッキを選んでしまうと、スケートボードの上達スピードや滑りの満足度が下がってしまいます

この記事では、ALMOSTの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、デッキの全コンストラクションを比較します。スタイル別のおすすめも紹介しますので、ALMOSTのスケボーデッキが気になっている人はぜひチェックしてください。

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ALMOST(オルモスト)とはどんなスケートボードブランド?特徴と評判を紹介

ALMOST(オルモスト)は、2003年にプロスケーターのロドニー・ミューレンとデーウォン・ソンが設立したスケートボードブランドです。「スケートボードに楽しさを取り戻す」というコンセプトを掲げ、デッキの構造や製法に独自の工夫を持ち込んできました。

ALMOSTの魅力は、グラフィックの個性だけでなく、デッキそのものの強度・軽さ・寿命をテクノロジーで底上げしている点にあります。ここではALMOSTがどんなスケートボードブランドなのかを、コンセプト・特徴・歴史の3つの面から紹介します。

ALMOSTのブランドコンセプト

ALMOSTは、スケートボード史に名を刻む2人のレジェンド、ロドニー・ミューレンとデーウォン・ソンによって生まれたブランドです。技術的に高度なトリックを追求してきた2人だからこそ、デッキに求める性能の基準も非常に高いものでした。

ブランドが掲げるテーマは「スケートボードに楽しさを取り戻す」こと。遊び心のあるグラフィックと、滑りを支える堅実なテクノロジーの両面で個性を打ち出す姿勢が、ALMOSTというブランドの根底に流れています。

この明確なコンセプトがあるおかげで、ALMOSTのデッキは見た目の好みだけでなく、自分のスタイルに合った構造で選べるようになっています。初めてブランドを選ぶ人にとっても、軸がぶれない安心感のあるスケートボードブランドです。

ALMOSTの特徴・強み

ALMOST最大の強みは、デッキの「強度」「軽さ」「パフォーマンス」をテクノロジーで引き上げる業界屈指の技術志向にあります。エポキシレジン製法やカーボンファイバー、内部にコアを仕込むboard-in-board構造など、他ブランドにはない設計を積極的に取り入れてきました。

たとえばALMOSTのデッキは、7プライ(デッキを構成する木材の積層枚数)や8プライ、さらにカーボンを組み合わせた構造を、目的に応じて細かく使い分けています。折れにくさを優先するライン、軽さを突き詰めるラインといった具合に、性能の方向性がはっきり分かれているのが特徴です

そのため、ALMOSTのスケボーデッキは「とにかく丈夫に使いたい」「軽くて弾むデッキがほしい」といった具体的な要望から、自分に合う1枚を絞り込みやすくなっています。構造で選べる点は、デッキ選びに迷うスケーターにとって大きなメリットです。

ALMOSTの歴史と所属ライダー

ALMOSTは、カリフォルニア州エルセグンドを拠点に、大手ディストリビューターのDwindle Distributionが配給するブランドです。2003年の設立以来、テクノロジーを軸にした独自路線でスケートボードシーンに存在感を示してきました。

ブランドの世界観を語るうえで欠かせないのが、2013年に他界したチームライダー、ルイス・マーネルへのトリビュート文化です。仲間への敬意を大切にする姿勢が、ALMOSTというスケートボードブランドの人間味を支えています。

現行チームには、ユネス・アムラニ、ユーリ・ファッキーニ、マックス・ジェロンジ、タイソン・バウアーバンク、クーパー・ウィルトといった実力派ライダーが名を連ねます。第一線で戦う彼らのフィードバックがデッキ開発に反映されている点も、ALMOSTの信頼性を裏づけています

ALMOSTの機能とテクノロジー

ここでは、ALMOSTのデッキに搭載されている独自テクノロジーを解説します。それぞれの構造が「強度・軽さ・寿命・パフォーマンス」のどこを伸ばすのかを整理しておくと、後半の全モデル比較がぐっと理解しやすくなります。

ALMOSTのスケボーデッキを支える独自テクノロジーは以下の4つです。

  • インパクトサポート(Impact Support)
  • ウーバーライト(Uber Light)
  • インパクトライト(Impact Light)
  • スーパーサップR7(Super Sap / Resin-7)

インパクトサポート(Impact Support)

ALMOSTの「インパクトサポート」は、デッキの折れにくさを徹底的に高めた強度重視のテクノロジーです。8プライのノースアメリカンメープル(北米産のメープル材)を、エポキシレジン(エポキシ樹脂を使った接着剤)で圧着して仕上げています。

仕組みの核となるのが、トラック取り付け部の4穴周辺に内蔵された2枚のカーボンファイバーディスクです。スケートボードのデッキは着地の衝撃でトラック周辺が割れやすいため、ここをカーボンで補強し、衝撃をデッキ全体へ分散させて圧力割れを抑え込みます

その結果、ALMOSTのインパクトサポートは通常のデッキと比べて最大で約50%長持ちするとされています。デッキをすぐ折ってしまう人や、1枚を長く使いたいスケーターにとって、頼りになる強度のテクノロジーです。

ウーバーライト(Uber Light)

ALMOSTの「ウーバーライト」は、市場最軽量クラスを狙って開発された最先端の構造です。ポイントは「デッキの中にデッキを仕込む」というboard-in-board(板の中にもう1枚の板を組み込む)構造にあります。

具体的には、7プライのウッドの内部に、カーボンファイバーフォーム製の超軽量コアを埋め込んでいます。このコアは金属に迫るほどの折れ強度を持ちながら極めて軽く、木製デッキを包む形で一体化させることで、軽さと剛性を高い次元で両立させています

ALMOSTのウーバーライトがもたらすのは、圧倒的な軽さと、何倍も強く長持ちするスナップ(板を弾く反発力)です。足の取り回しが軽くなり、フリップ系トリックの弾きが軽快になるため、テクニカルな滑りを追い込みたいスケーターに刺さるテクノロジーといえます

インパクトライト(Impact Light)

ALMOSTの「インパクトライト」は、インパクトサポートの強度思想を受け継ぎつつ、重さを抑えた軽量版のテクノロジーです。7プライのノースアメリカンメープルをエポキシレジンで接着し、軽快な乗り味を実現しています

補強のカギを握るのは、トップ層に配したダイカットのカーボンファイバー製ラミネートインサートです。左右のトラック取り付け部をつなぐようにカーボンを通し、両足で板の真ん中に着地したときのダメージに強い構造へ仕上げています

ALMOSTのインパクトライトは、軽さを確保しながら中央部の割れにくさを底上げできる点が持ち味です。剛性が高くスナップも強いため、強度と軽さのどちらも妥協したくないスケーターに向いたバランス型のテクノロジーです。

スーパーサップR7(Super Sap / Resin-7)

ALMOSTの「スーパーサップR7」は、環境への配慮と確かな剛性を両立したスタンダードなテクノロジーです。7プライ構造のグルーに、リサイクル・バイオベース原料由来のエコ樹脂「スーパーサップ」を採用したResin-7仕様になっています。

従来の水性ボンドをスーパーサップのエコレジンに置き換えることで、しなりすぎないシャキッとした剛性を生み出しつつ、デッキの重量も抑えています。石油系の接着剤と同等の剛性・耐久を保ちながら、環境負荷を下げている点が技術的な特徴です。

ALMOSTのスーパーサップR7は、王道の乗り味とサステナブルな素材選びを両立したい人にぴったりです。カーボンを使わないぶんグラフィックの選択肢も豊富で、見た目から1枚を選びたいスケーターにも応えてくれるテクノロジーです。

ALMOSTスケボーデッキの全種類(構造)の違いを比較

ここでは、ALMOSTの全デッキの種類と違いを解説します。ALMOSTのスケボーデッキは、グラフィックよりもコンストラクション(デッキの構造・製法)で性能差がはっきり分かれます。まずは下の比較表で4ラインの違いをつかみ、そのあと各コンストラクションの詳細を順に紹介します。

コンストラクションプライ数カーボン構造重量傾向おすすめスタイル対象レベル
Impact Support8プライトラック部ディスク2枚やや重めストリート/ステア/レール全レベル
Uber Light7プライ+カーボンコア内部フォームコア全体最軽量テクニカル/フラットランド中〜上級者
Impact Light7プライ中央部トップインサート軽量パーク/ストリート兼用全レベル
Super Sap R77プライなし標準オールラウンド初心者〜中級者

インパクトサポート(Impact Support)デッキ

インパクトサポート(Impact Support)デッキの製品画像

項目内容
モデル名Impact Support
プライ数8プライ (ノースアメリカンメープル)
カーボントラック部カーボンディスク2枚
接着剤エポキシレジン
サイズ展開8.0〜8.375インチ

「インパクトサポート」は、ALMOSTを象徴するフラグシップの強度ラインです。8プライのメープルとカーボンディスクを組み合わせ、「とにかく折れにくく長持ちする」最上位の堅牢性を備えています

構造面では、トラック取り付け部のストレスポイントをカーボンで補強し、着地の衝撃をデッキ全体へ逃がすのが特徴です。これにより、通常のデッキと比べて最大約50%長持ちするとされ、ALMOSTのデッキの中でも飛び抜けたタフネスを誇ります。代表的な現行モデルにはGeronzi Gradient Rings Impactや、Daewon OG Impact V2、Amrani Gradient Cuts Impactなどがあり、サイズは7.6〜8.375インチ前後で展開しています。

おすすめなのは、ハードな乗り方でデッキをすぐ折ってしまう人や、1枚をできるだけ長く使いたい人です。ステアやレールへのインパクトが多いストリートスケーターなら、ALMOSTのインパクトサポートの堅牢さが日々の滑りをしっかり支えてくれます

ウーバーライト(Uber Light)デッキ

ウーバーライト(Uber Light)デッキの製品画像

項目内容
モデル名Uber Light
プライ数7プライ + カーボンフォームコア
カーボン内部 board-in-board 全体
接着剤エポキシレジン
サイズ展開8.0〜8.375インチ

ALMOSTのラインナップで最軽量クラスを狙うのが、最先端の「ウーバーライト」です。board-in-board構造による「軽さと強烈なスナップ」を前面に押し出した、テクニカル志向の象徴的なデッキといえます

性能を支えるのは、内部に仕込まれたカーボンフォームコアです。金属に迫る剛性を保ちながら極限まで軽さを追求しており、軽さと弾きを同時に手に入れられるのが大きな技術的アドバンテージです。ロドニー・ミューレンのシグネチャーとして、Mullen Uber FadeやRodney Mullen Uber Silver Opsといったグラフィックが用意されています。

フリップやテクニカルトリックで弾きの軽さを重視するスケーターには、ウーバーライトが心強い相棒になります。足元が軽くなることで板の振り抜きが軽快になり、フラットランドやストリートで細かい操作を詰めたい人にこそ、ALMOSTのウーバーライトはおすすめのデッキです

インパクトライト(Impact Light)デッキ

インパクトライト(Impact Light)デッキの製品画像

項目内容
モデル名Impact Light
プライ数7プライ (ノースアメリカンメープル)
カーボン中央部トップラミネートインサート
接着剤エポキシレジン
サイズ展開8.0〜8.5インチ

「インパクトライト」は、強度と軽さのバランスを巧みに取ったALMOSTの中核ラインです。「インパクトサポートの安心感は欲しいけれど、重さは抑えたい」というスケーターの声に応えるデッキに仕上がっています。

7プライのトップ中央部にカーボンファイバーのラミネートインサートを配置し、軽量さを保ちながら板の真ん中の割れにくさを底上げしているのが構造上のポイントです。剛性が高くスナップも強いため、軽快さとタフネスを高い次元で両立しています。現行モデルにはYuri Ivy League Impact Light 8.375や、Yuri/Mullen/GeronziのLife Stills Impact Lightなどがそろっています。

パークとストリートを両方こなすオールラウンダーには、インパクトライトがよく合います。強度も軽さもどちらも譲れない中〜上級者にとって、ALMOSTのインパクトライトは滑りの幅を広げてくれる頼もしいデッキです

スーパーサップR7(Super Sap / Resin-7)デッキ

スーパーサップR7(Super Sap / Resin-7)デッキの製品画像

項目内容
モデル名Super Sap R7
プライ数7プライ (ノースアメリカンメープル)
カーボンなし
接着剤Super Sap エコレジン
サイズ展開7.75〜8.375インチ

ALMOSTのスタンダードでありながらサステナブルな顔も持つのが、「スーパーサップR7」です。カーボンは使わず、エコ樹脂レジンで剛性と耐久を高めたラインで、グラフィックの選択肢が最も豊富にそろっています

木工ボンドをスーパーサップのエコレジンに置き換えることで、しなりすぎないシャキッとした剛性と環境への配慮を両立しているのが特徴です。Minimal MarbleやDilo Places、Max Rooms、Youness Rooms、Mullen Luxuryなど、現行の豊富なグラフィックから好みの1枚を選べます。

まずは王道のALMOSTデッキを試してみたい人や、好みのグラフィックから選びたい人には、スーパーサップR7がうってつけです。環境に配慮したエコ素材のスケボーデッキを選びたいスケーターにとっても、ALMOSTのスーパーサップR7は満足度の高い選択肢になります

まとめ

この記事では、ALMOSTのスケボーデッキを、コンストラクションごとの違いという視点で比較しながら解説しました。ALMOSTのデッキは「強度のインパクトサポート」「軽さと弾きのウーバーライト」「バランスのインパクトライト」「王道・エコのスーパーサップR7」という4つの構造で考えると、選び方がぐっとわかりやすくなります

選ぶときの判断軸はシンプルです。デッキを長く丈夫に使いたいなら折れにくさのインパクトサポート、トリックの弾きや取り回しを軽くしたいなら軽さのウーバーライトやインパクトライト、グラフィックやエコ素材から選びたいならスーパーサップR7、という具合に自分が何を最優先したいかで絞り込むのがおすすめです

ALMOSTは、テクノロジーで滑りを底上げしてくれるスケートボードブランドです。構造の違いを押さえたうえで、自分のスタイルに合った1枚を見つける参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころからスケートボードに親しみ、これまで複数ブランドのデッキやコンプリートを実際に購入して使い比べてきました。各モデルの特徴やパーツ選びの違いを実購入者の目線で整理し、何を選べばいいか迷う方に向けて『スケボーセレクト』を運営しています。

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