【2026最新】スケボーウィールおすすめ11選!硬さとサイズの選び方とブランド別比較

  • スケボーのウィールでおすすめのモデルはどれを選べばいい?
  • 99Aと101A、ハードとソフトなど硬さの違いがわからない
  • ブランドごとのウィールの特徴を比べてから交換したい

スケボーのウィールとは、トラックの車軸に取り付けて路面を転がる、ウレタン製の車輪です。1台に4個を使い、硬さや直径、シェイプの違いによって、滑り出しの軽さやトリックのしやすさ、路面の振動の伝わり方が変わります。

滑り方に合わないウィールを選ぶと、街乗りで足裏に細かな振動が伝わり続けたり、パークでパワースライドが引っかかってトリックが決まりにくくなったりします。スケボーのスキルを100%引き出し上達を早めるためには、ウィールの硬さや直径を理解し、自分の滑り方に合うウィールを選ぶことが重要です。

この記事では、スケボーのウィールの選び方と、ブランド別のおすすめモデルを紹介します。最新モデルのウィールへの交換を考えているスケーターは、ぜひ参考にしてください。

タップできる目次

スケボーにおすすめのウィールの特徴

スケボーのウィールは、トラックの車軸に左右2個ずつ、1台で合計4個を取り付けるウレタン製のパーツです。ウィールの中心には左右1個ずつベアリングをはめ込み、1台分で8個のベアリングを組み込んで使います。

デッキやトラックが同じでも、ウィールの硬さや直径、シェイプが変わると、滑り出しの軽さや路面の振動の伝わり方、パワースライドの抜け方まで大きく変わります。コンプリートボードに付属するウィールは汎用品が多く、専門ブランドのウィールに替えると乗り味の違いを実感しやすいパーツです。

スケボーのウィール選びで最初の分かれ道になるのは、トリック用のハードウィールにするか、街乗り用のソフトウィールにするかという点です。ハードウィールはスライドやグラインドが抜けやすく、ソフトウィールは振動を吸収して静かに転がるため、滑る場所と目的を決めてから硬さや直径を選ぶと失敗しません。

スケボーのウィールで押さえておきたい特徴は、以下の5つのポイントです。

  • 硬さはトリック中心なら99A以上、街乗り中心なら78A〜92Aがおすすめ
  • 直径はストリートなら50〜54mm、パークや移動なら54mm以上を選ぶ
  • シェイプと接地面の幅は安定性重視なら広め、軽さ重視なら細めを選ぶ
  • フラットスポットに強い独自ウレタンのモデルを選ぶ
  • 硬さの表記はAスケールとBスケールの違いに注意する

硬さはトリック中心なら99A以上、街乗り中心なら78A〜92Aがおすすめ

スケボーのウィールの硬さは、デュロメーター(ウレタンの硬さを表す数値)で表され、数字が大きいほど硬くなります。99A〜101Aのハードウィールはパワースライドやグラインドで路面に引っかかりにくく、ストリートやパークのトリック向きの硬さです。

78A〜87A前後のソフトウィールは、アスファルトの細かな凹凸や小石の衝撃を吸収し、クルージングや移動を静かにこなせます。86A〜93Aの中間硬度はRictaの「Clouds」やPowell Peraltaの「Dragon Formula Nano Cubic」が代表的で、荒れた路面でもオーリーなどのトリックを混ぜたいスケーターの選択肢になります。

初めてスケボーのウィールを交換するなら、ストリートの標準である99Aを基準に選ぶのが確実です。99Aは101Aより路面の粗さの影響を受けにくく、スケートパークでも街中でも扱いやすいため、近年のストリート用ウィールの主流になっています。

直径はストリートなら50〜54mm、パークや移動なら54mm以上を選ぶ

ウィールの直径が小さいほどデッキが地面に近くなり、ウィール自体も軽くなるため、オーリーやフリップ系のトリックでテールを弾きやすくなります。反対に直径が大きいスケボーのウィールは、1回のプッシュで速度を保ちやすく、路面のひび割れや小さな段差も乗り越えやすいのが特徴です。

直径の目安は、ストリートが50〜54mm、パークやボウルが54〜58mm前後、クルージングや移動用が55〜60mmです。同じモデルでも複数の直径を展開しているウィールが多いため、普段滑る場所に合わせてサイズを選べます。

56mm以上の大きいウィールは、ターンでデッキの裏にウィールが当たる「ウィールバイト」が起きやすい点に注意が必要です。トラックの高さとの組み合わせを確認したうえで、ライザーパッドで高さを足すと、大径のウィールでも安心してターンできます。

シェイプと接地面の幅は安定性重視なら広め、軽さ重視なら細めを選ぶ

シェイプとはウィールの断面の形のことで、路面に触れる接地面の幅や側面の削り方がモデルごとに異なります。OJの「Elite Full Combo」やSpitfireの「Formula Four Conical Full」、Sml.の「OG Wide AG Formula」のように接地面が広いシェイプは、グリップが強く、スピードを出しても横にぶれにくいのが特徴です。

側面を削ったサイドカットや細身のシェイプは、ウィールが軽くなり、フリップトリックでボードを回す動きが軽快になります。Bonesの「STF V5 Sidecut」やMini Logoの「C-cut」が細身のシェイプにあたり、レッジやレールで細かなトリックを重ねるストリートスケーターに向いています。

コニカルとは、ウィールの外側の側面を円錐状に斜めにカットした形状で、レッジやレールにトラックをかけたときにウィールの位置が安定しやすいシェイプです。Powell Peraltaの「Dragon Formula Nano Cubic」のように内側と外側でエッジの形を変えたオフセット形状もあり、スケボーで滑る場所やトリックに合わせて選び分けられます。

フラットスポットに強い独自ウレタンのモデルを選ぶ

フラットスポットとは、パワースライドや急なブレーキで接地面の一部だけが削れ、ウィールの円周に平らな部分ができる状態のことです。フラットスポットができたウィールは回転するたびに平らな部分が路面をたたき、走行中にゴトゴトとした振動や音が出ます。

スケボーのウィールの専門ブランドは、SpitfireのFormula FourやBonesのSTF(Street Tech Formula)、OJのElite Urethane、Powell PeraltaのDragon Formulaのように、独自に配合したウレタンで削れにくさと反発を高めています。同じ99Aでも配合が違えば転がりの伸びや削れ方に差が出るのは、ウレタンの品質がウィールの性能を左右するためです。

ウィールはデッキに比べて消耗の早いパーツですが、フラットスポットに強いウレタンを選べば交換までの期間を延ばせます。パワースライドを多用するスケーターや練習量の多いスケーターほど、走行中の静かさや転がりの軽さで、ウレタンの質の違いを実感しやすいのが専門ブランドのウィールです。

硬さの表記はAスケールとBスケールの違いに注意する

スケボーのウィールの多くは「99A」のようなAスケールで硬さを表しますが、Satoriの「Elephant Top Shelf」の「84B」のように、Bスケールで表記するモデルもあります。Bスケールの数値はAスケールより20小さく表されるため、84Bは104A相当にあたり、99A〜101Aのハードウィールよりもさらに硬い設定です。

Spitfireは「99DU」や「99 Duro」のようにDuro(デュロメーターの略)で硬さを表記していますが、数値はAスケール相当として扱われます。84Bを84Aと読み違えるとソフトウィールだと誤解し、想定よりはるかに硬いウィールを選んでしまうため、スケボーのウィールを選ぶときは数字だけでなく末尾のアルファベットまで確認すると安心です。

スケボーにおすすめのウィール11選

ここでは、国内の専門通販や大手スポーツ店で手に入る現行モデルから、スケボーにおすすめのウィールをブランド別に紹介します。ブランクウィール(プロのグラフィックを入れないシンプルなウィール)の入門モデルから、SpitfireやBonesの定番ハードウィール、街乗り向けのソフトウィールまで、滑り方の違うスケーターが選べる顔ぶれです。

各モデルの特徴と搭載技術、トリック用とクルージング用のどちらに向くかを解説するので、選び方で確認した硬さや直径、シェイプとあわせて、スケボーのウィール選びの参考にしてください。

スケボーに合わせて選べるおすすめのウィールは、以下のモデルです。

  • 【Mini Logo】C-cut
  • 【Mini Logo】A.W.O.L
  • 【Spitfire】Burners
  • 【Spitfire】Formula Four Conical Full
  • 【Sml.】OG Wide AG Formula
  • 【Satori】Elephant Top Shelf
  • 【Ricta】Clouds
  • 【Bones】STF V5 Sidecut
  • 【Bones】Rough Riders
  • 【OJ】Elite Full Combo
  • 【Powell Peralta】Dragon Formula Nano Cubic

【Mini Logo】C-cut

【Mini Logo】C-cutの製品画像

項目 内容
ブランド Mini Logo
モデル名 C-cut
硬さ 101A
直径 53mm
シェイプ C-cut

Mini Logoの「C-cut」は、BonesやPowell Peraltaを手がけるSkate Oneが展開する、ロゴだけを入れたシンプルなスケボー用ウィールです。Mini Logoに2種類あるウィールのカットのうち細い方の形状で、硬さはストリートの定番である101Aに設定されています。

Mini Logoの「C-cut」が採用するC-Cutシェイプは、側面を削ったサイドカットのプロファイルで重さを抑えながら、接地面で安定感を確保した形状です。ウレタンには公式が高反発で長持ちするとうたうMini Logo Formulaを使い、101Aの硬さでパワースライドやグラインドが軽く抜け、Treaded(接地面に細かな溝を付けた仕上げ)の路面が新品時の滑りすぎを抑えます。

コンプリートボードに付いてきたウィールから初めて交換するスケボー初心者や、消耗の早いウィールをこまめに買い替えたい練習量の多いスケーターにおすすめなのが、Mini Logoの「C-cut」です。101Aと硬めのため、粗いアスファルトでは振動が足に伝わりやすく、街乗り中心のスケーターには向きません。

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【Mini Logo】A.W.O.L

【Mini Logo】A.W.O.Lの製品画像

項目 内容
ブランド Mini Logo
モデル名 A.W.O.L
硬さ 80A
直径 55mm
シェイプ −

「A.W.O.L」は、1976年からスケボーのウィールを作り続けてきたチームが開発した、Mini Logoのクルーザー向けウィールです。Skate Oneの公式サイトでは性能と耐久性を両立させた高反発のクルーザーウィールと位置づけられており、80Aの柔らかさで直径は55mmです。

Mini Logoの「A.W.O.L」に使われる80Aのソフトウレタンは、アスファルトの細かな凹凸や歩道の継ぎ目の振動を吸収し、ゴロゴロという走行音を抑えて静かに転がります。55mmで幅40mmの太めの形状は接地面が広く、クルージング中にウィールが横へずれにくい設計です。

通学や近所への移動にスケボーを使いたい方や、手持ちのデッキをクルーザー仕様に組み替えたいスケーターには、Mini Logoの「A.W.O.L」がおすすめです。柔らかい80Aはグリップが強い分、オーリーの弾きやパワースライドには向かないため、トリック練習が中心ならハードウィールを選ぶほうが上達は早まります。

【Spitfire】Burners

【Spitfire】Burnersの製品画像

項目 内容
ブランド Spitfire
モデル名 Burners
硬さ 99Duro
直径 53mm
シェイプ Bighead

Spitfireの「Burners」は、サンフランシスコ発のウィールブランドSpitfireが、初めてのスケーターに向けたエントリーラインとして展開するスケボー用ウィールです。硬さは99 Duroに統一され、直径は51〜54mmの4サイズからストリートやパークに合わせて選べます。

「Burners」には専用のBurners Formulaウレタンと、ミディアムプロファイル(標準的な幅の断面)のSFM Bighead Shapeが組み合わされています。接地面にはtreaded contact area(細かな溝を付けた接地面)を採用しており、新品のうちから路面をとらえやすく、ストリートでもパークでもスライドとグリップの切り替えをコントロールしやすいSpitfireのウィールです。

定番ブランドのウィールを最初の1セットに選びたいスケボー初心者や、ストリートとパークを両方滑り始めたスケーターには、Spitfireの「Burners」をおすすめします。ウレタンのグレードを上げて長く使いたい中級者以上には、次に紹介するFormula Fourのウィールが選択肢になります。

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【Spitfire】Formula Four Conical Full

【Spitfire】Formula Four Conical Fullの製品画像

項目 内容
ブランド Spitfire
モデル名 Formula Four Conical Full
硬さ 99Duro
直径 53mm
シェイプ Conical Full

「Formula Four Conical Full」は、Spitfireの上位ウレタンFormula Four(F4)と、幅広のコニカル形状Conical Fullを組み合わせたスケボー用ウィールです。F4は多くのプロのシグネチャーモデルにも使われるウレタンで、Spitfireのハードウィールの中心を担うラインです。

Spitfireの「Formula Four Conical Full」に使われるFormula Fourは、ブランドが独自に開発したウレタンで、従来品より軽くスピードに乗りやすく、削れにくさも高めています。

Conical Fullは公式が「すべての地形で安定してコントロールできる形状」と説明するシェイプで、コニカルの接地面を広げつつサイドウォール(ウィールの側面)を削って軽量化しており、99 Duroのほか97 Duroと101 Duroも用意されています。

ストリートやパークで本格的にトリックを練習する中級者以上や、レッジやハンドレールでグラインドを繰り返すスケーターには、Spitfireの「Formula Four Conical Full」がおすすめのハードウィールです。99 Duroは粗い路面では振動を拾いやすいため、スケボーで滑る時間の多くがパークやなめらかな路面のスケーターほど性能を引き出せます。

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【Sml.】OG Wide AG Formula

【Sml.】OG Wide AG Formulaの製品画像

項目 内容
ブランド Sml.
モデル名 OG Wide AG Formula
硬さ 99A
直径 52mm
シェイプ OG Wide

Sml.の「OG Wide AG Formula」は、2009年に設立されたストリート系ウィールブランドSml.が展開する、99Aのスケボー用ハードウィールです。AG FormulaとOG Wideの組み合わせは、プロスケーターのAustyn Gillette(オースティン・ジレット)のシグネチャーシリーズ「Bluff Park」にも採用されています。

99AのAG Formulaウレタンと、接地面を広めに取ったOG Wideシェイプを組み合わせたのが、Sml.の「OG Wide AG Formula」の特徴です。54mmで最大幅34mm、接地幅19mmと、細すぎず太すぎないバランスに仕上がっており、フラットでのフリップトリックとパークでのスピードの維持を1セットでこなせます。

定番ブランド以外でデザイン性の高いウィールを選びたいスケーターや、99Aでストリートとパークを行き来するスケボー中級者に、Sml.の「OG Wide AG Formula」をおすすめします。国内で取り扱われるサイズや柄は限られるため、欲しい直径が見つかったときに早めに手に入れておくのが確実です。

【Satori】Elephant Top Shelf

【Satori】Elephant Top Shelfの製品画像

項目 内容
ブランド Satori
モデル名 Elephant Top Shelf
硬さ 84B(104A相当)
直径 51mm
シェイプ Conical

「Elephant Top Shelf」は、1998年から「Hemp and Positive Skateboarding」を掲げて活動するSatoriが手がける、スケボー用のハードウィールです。カリフォルニア州ハンボルト郡でデザインし、アメリカ国内で製造しているモデルで、Satoriはリサイクル素材を使ったRe-Lifeシリーズのウィールも展開しています。

Satoriの「Elephant Top Shelf」は、Top Shelf Urethaneと呼ばれるウレタンをConical(円錐形)シェイプに仕上げたモデルで、硬さは84B(104A相当)と、今回紹介するウィールの中でも特に硬い設定です。硬いウレタンは路面との摩擦が少ないためスピードに乗りやすく、パワースライドも軽く抜け、コニカル形状がグラインド中のウィールの位置を安定させます。

Satoriの「Elephant Top Shelf」が性能を発揮するのは、路面のなめらかなスケートパークや、スライドとグラインド主体でトリックを組み立てる滑り方で、中級者以上のスケーターにおすすめです。硬い分だけ粗いアスファルトでは振動が大きく、初めてウィールを替えるスケボー初心者の1セット目には向きません。

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【Ricta】Clouds

【Ricta】Cloudsの製品画像

項目 内容
ブランド Ricta
モデル名 Clouds
硬さ 92A
直径 54mm
シェイプ −

Rictaの「Clouds」は、カリフォルニア州サンタクルーズのNHSが展開するウィールブランドRictaの代表的なソフトウィールで、78Aと86A、92Aの3つの硬さと52〜60mmのサイズから選べます。スケボーの街乗りとストリートのトリックを1つのウィールでこなしたいスケーターに向けた、ハードとソフトの中間を担うモデルです。

Rictaの「Clouds」の92Aについて、NHSの公式サイトは歩道のひび割れや穴、凸凹した路面の衝撃を吸収するミディアムソフトのウレタンと説明しています。86Aはコンクリートの上ではソフトな乗り心地を保ちながらストリートのトリックにも対応できる硬さで、92Aの54mmは幅34mmと、ストリート用のハードウィールに近い幅に収まっています。

路面の粗い近所の道でオーリーなどの基本トリックも練習したい方や、移動とトリックを1台のスケボーでこなしたい方、滑りながら撮影するフィルマーに、Rictaの「Clouds」はおすすめです。クルージング専用なら78A、トリックも混ぜるなら86A〜92Aと硬さを分けて選ぶと、滑る場所に合ったウィールに仕上がります。

【Bones】STF V5 Sidecut

【Bones】STF V5 Sidecutの製品画像

項目 内容
ブランド Bones
モデル名 STF V5 Sidecut
硬さ 99A
直径 53mm
シェイプ V5 Sidecut

Bonesの「STF V5 Sidecut」は、Skate One傘下の老舗ウィールブランドBonesが、ストリートでの性能を狙って開発したSTF(Street Tech Formula)を採用するスケボー用ウィールです。STFはBonesのストリート向けハードウィールの主力フォーミュラで、99Aのほか、さらに硬い103Aも用意されています。

Bonesの「STF V5 Sidecut」に使われるSTFウレタンはリバウンド(反発)を高めた配合で、スピードとスライド性能が高く、フラットスポットができにくいのが特徴です。V5 Sidecutは側面を削って軽くし、横方向の抵抗を減らした形状で、53mmで接地幅15.25mmという細身の設計がグラインドを長く伸ばしやすくしています。

レッジやレールでのトリックやフリップ系の技を磨きたいストリートスケーター、軽いウィールで足元の反応の良さを求める方には、Bonesの「STF V5 Sidecut」がおすすめです。接地幅が細い分、トランジション(ボウルやランプのような曲面)でスピードに乗ったときの安定感は控えめなため、トランジション中心のスケボーには幅広のシェイプのウィールが合います。

【Bones】Rough Riders

【Bones】Rough Ridersの製品画像

項目 内容
ブランド Bones
モデル名 Rough Riders
硬さ 80A
直径 56mm
シェイプ −

「Rough Riders」は、Bonesのあらゆる路面に対応するATF(All Terrain Formula)シリーズに属する、街乗り向けのスケボー用ソフトウィールです。80Aの柔らかいウレタンに56mmと59mmの大きめの直径を組み合わせ、荒れたアスファルトや歩道でもスムーズに転がります。

Bonesの「Rough Riders」は、通常のATFよりウィール幅とコアを大きくして、スムーズで速く走れるよう改良されたモデルです。Bones独自のソフトウレタンが路面の振動を吸収しながら削れにくさを保ち、56mmで幅40mmの太さが、ひび割れの多い道でも静かに進む安定感につながります。

Bonesの「Rough Riders」をおすすめしたいのは、移動やクルージングが中心のスケーターや、滑りながら撮影するフィルマー、街の粗い路面でも快適にスケボーを楽しみたい方です。直径が大きくターンでデッキの裏に当たりやすいため、取り付けるときはライザーパッドを併用してウィールバイトを防ぎます。

【OJ】Elite Full Combo

【OJ】Elite Full Comboの製品画像

項目 内容
ブランド OJ
モデル名 Elite Full Combo
硬さ 99A
直径 53mm
シェイプ Full Combo

OJの「Elite Full Combo」は、Super Juiceなどのソフトウィールでも知られる米国の老舗ブランドOJが、上位ラインEliteのウレタンで仕上げたスケボー用ウィールです。硬さは99Aのハードウィールで、公式サイトでは53mmと56mm、59mmの3サイズが展開されています。

「Elite Full Combo」に使われるElite Urethane(ELITE FORMULA)は、OJのプロがテストしたうえで選んだ、ブランド最上位のパフォーマンスウレタンです。Full ComboはOJで最も幅広くボリュームのあるシェイプで、丸みのある内側と円錐形の外側を組み合わせた非対称の形状が、広い接地面による力強い安定感を生み出します。

細いウィールの不安定さが気になるスケーターや、ストリートもパークも1セットで滑りたい方、ボウルやランプでスピードを出したいスケボー中級者に、OJの「Elite Full Combo」はおすすめのウィールです。幅広のシェイプはウレタンの量が多く重くなりやすいため、フリップトリックでの足元の軽さを最優先するスケーターには細身のシェイプが向いています。

【Powell Peralta】Dragon Formula Nano Cubic

【Powell Peralta】Dragon Formula Nano Cubicの製品画像

項目 内容
ブランド Powell Peralta
モデル名 Dragon Formula Nano Cubic
硬さ 93A
直径 54mm
シェイプ Nano Cubic

「Dragon Formula Nano Cubic」は、1970年代から続く老舗スケートブランドPowell Peraltaが、現行ウィールの中心に据えるDragon Formulaウレタンを使ったスケボー用ウィールです。Nano Cubicは内側と外側でエッジの形を変えたオフセット形状で、93Aと97Aの2つの硬さ、52〜60mmのサイズから選べます。

Powell Peraltaの「Dragon Formula Nano Cubic」に採用されたDragon Formulaは、メーカーによると通常のハードウィールより18〜20%高い反発を持ち、93Aの柔らかめでも99Aや101Aのようにグリップとスライドを両立し、摩耗してもフラットスポットができにくいウレタンです。

Nano Cubicは外側のエッジを大きく丸めて縁石やひび割れに乗り上げやすくし、ナットも覆う形に仕上げ、内側のエッジはグラインドでレッジやレールにかかりやすい形状にしています。

荒れた路面のストリートでもスピードを落としたくない方や、パークやボウルとストリートを行き来する中級者以上のスケーターには、Powell Peraltaの「Dragon Formula Nano Cubic」をおすすめします。硬いウィールの振動が苦手でもパワースライドを楽しみたいなら93A、なめらかなパークが中心なら97Aと、スケボーで滑る場所に合わせて硬さを選ぶのが確実です。

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スケボーのウィールを使うときの注意点

スケボーのウィールは交換するだけで乗り味が変わる一方、直径や硬さの選び方を誤ると、ターン中の急停止やトリックの失敗につながります。新しいウィールの性能を引き出すために、取り付けや使い方で知っておきたい注意点を解説します。ウィールまわりのトラブルの多くは、トラックの高さやベアリングとの組み合わせを取り付け前に確認しておけば防げるものです。

ウィールを安全に長く使うために知っておきたい注意点は、以下の4つです。

  • 直径の大きいウィールはライザーパッドでウィールバイトを防ぐ
  • ソフトウィールはトリックやスライドがしにくいことを理解する
  • ウィールは定期的にローテーションして減り方をそろえる
  • ベアリングは別売りが多いので一緒に用意する

直径の大きいウィールはライザーパッドでウィールバイトを防ぐ

ウィールバイトとは、ターンでデッキが傾いたときにデッキの裏とウィールが接触し、ウィールの回転が止まって急停止してしまう現象です。56mm以上の大きいウィールや、幅の太いソフトウィールを付けたスケボーで起きやすく、勢いがついたまま前へ投げ出される転倒の原因になります。

対策としては、トラックとデッキの間にライザーパッド(高さを足すための樹脂製の板)をはさみ、デッキの裏とウィールの距離を広げる方法が一般的です。トラックにはハイとローの高さがあり、ロートラックに大きいウィールを組み合わせるとウィールバイトが起きやすいため、ウィールの直径とトラックの高さはセットで確認します。

ブッシュ(トラックの曲がりやすさを決めるゴム部品)の緩めすぎも、デッキが深く傾いてウィールバイトを招く原因です。ライザーパッドで高さを足したうえで、ターンのしやすさを確かめながらキングピン(トラックの中心にある太いボルト)のナットを少しずつ締めると、ターン中の急停止を防げます。

ソフトウィールはトリックやスライドがしにくいことを理解する

80A前後のソフトウィールは路面をしっかりつかみ、振動や衝撃を吸収する反面、オーリーでテールを弾いたときの反発が弱く、パワースライドやグラインドでもウィールが路面に引っかかりやすくなります。街乗り用に組んだスケボーでトリックを練習すると、グリップの強さからパワースライドが途中で止まり、技が決まりにくいのがソフトウィールの弱点です。

トリック練習とクルージングを1台で両立したいなら、Rictaの「Clouds」の86A〜92AやPowell Peraltaの「Dragon Formula Nano Cubic」の93Aのような、中間硬度のウィールを選ぶと両立しやすくなります。パークではハードウィール、移動ではソフトウィールと付け替える方法もあり、スケートツール(ナットを回すスケボー専用の工具)があれば滑る場所でも付け替えが可能です。

ウィールは定期的にローテーションして減り方をそろえる

スケボーのウィールは、パワースライドの癖や足の位置、ターンの方向によって、4個の減り方に差が出ます。特定のウィールだけが削れると直径や形がそろわなくなり、ターンの感覚が左右で変わったり、転がりにムラが出たりします。

減り方をそろえるには、定期的にウィールの前後と左右を入れ替えるローテーションが効果的です。ウィールの内側と外側を裏返して付け直すと、コーニング(ウィールの片側だけが円錐状にすり減る状態)も防ぎやすく、ウィールの寿命が延びて乗り味も安定します。

ただし、OJの「Elite Full Combo」やPowell Peraltaの「Dragon Formula Nano Cubic」のように内側と外側で形が違うウィールは、裏返すとシェイプの向きが逆になります。非対称のシェイプのウィールは、前後と左右の入れ替えだけでローテーションするのが基本です。

ローテーションを続けてもフラットスポットや大きな片減りで走行中の振動が収まらなくなったら、ウィールの交換時期です。1個だけを新品に替えると直径がそろわないため、交換は4個まとめて行うと左右のバランスが崩れません。

ベアリングは別売りが多いので一緒に用意する

スケボーのウィールは4個セットで販売されるのが一般的ですが、ウィール単体の商品にはベアリングが付属しないことが多く、1台分で8個のベアリングを別に用意するのが前提です。左右のベアリングの間にはスペーサー(ベアリング同士の間隔を保つ筒状の部品)をはさむと、ナットを締めたときのベアリングへの負担を減らせます。

ウィールを交換するときは、古いウィールからベアリングを抜いて新しいウィールへ移し替える作業が必要です。トラックの車軸にベアリングを引っかけ、ウィールをてこのように傾けると、ベアリングを傷めずに外せます。

取り付けたあとにナットを締めすぎると、ベアリングが圧迫されてウィールの回転が重くなるので注意が必要です。ナットはいったん締め切ってから、ウィールが左右へわずかに動く程度まで戻すと新しいウィールがスムーズに回り、ベアリングの選び方もあわせて見直せば、スケボーの転がりをさらに軽くできます。

まとめ:自分に合うウィールでスケボーの滑りを楽しもう

この記事では、スケボーにおすすめのウィールと、硬さや直径、シェイプ、ウレタンから選ぶ方法を解説しました。ウィールはデッキより手軽に交換できるパーツで、同じスケボーでも硬さと直径を替えるだけで、滑り出しの軽さや路面の振動の伝わり方が大きく変わります。

スケボーのウィールを選ぶ際は、滑る場所に合う硬さ、用途で決まる直径、安定性と軽さのバランスを左右するシェイプの3点を判断軸にすると失敗しません。トリック中心ならSpitfireやBones、OJの99A前後のハードウィール、街乗りや移動が中心ならBonesの「Rough Riders」やMini Logoの「A.W.O.L」、Rictaの「Clouds」のようなソフト〜中間硬度のウィールが候補です。

初めての交換で迷ったときは、Mini Logoの「C-cut」やSpitfireの「Burners」から選ぶと、ハードウィールの乗り味をつかみやすくなります。自分の滑り方に合うおすすめのウィールを手に入れて、スケボーの滑りをもっと楽しんでください。

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この記事を書いた人

学生のころからスケートボードに親しみ、これまで複数ブランドのデッキやコンプリートを実際に購入して使い比べてきました。各モデルの特徴やパーツ選びの違いを実購入者の目線で整理し、何を選べばいいか迷う方に向けて『スケボーセレクト』を運営しています。

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