【DOGTOWN】スケボーデッキ全モデル比較|50周年リイシューのおすすめはどれ?

  • DOGTOWNのスケボーデッキは種類が多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
  • 70sクラシックと80sリイシュー、ストリート向けのデッキの違いを知りたい
  • 50周年モデルも含めて、自分の滑り方に合うDOGTOWNのデッキはどれ?

「DOGTOWN(ドッグタウン)」は1976年にアメリカ・カリフォルニア州ベニスで生まれた、スケボーデッキを主力とする家族経営のブランドで、プールスケートの時代からオールドスクール好きのスケーターに支持される老舗のスケボーブランドです。70〜80年代の名作シェイプを当時の寸法感のまま復刻するこだわりと、幅広デッキならではの安定した乗り心地に定評があります。

スケボーデッキは自分の滑る場所やスタイルに合わないモデルを選んでしまうと、ターンのしやすさやトリックの練習ペース、滑る楽しさにも影響します。長く気持ちよく滑り続けるためにも、DOGTOWNのデッキは各モデルの形状や幅の違いを理解して選ぶことが大切です。

この記事では、DOGTOWNの特徴や独自の仕様をわかりやすく解説し、現行のスケボーデッキを全モデル比較します。滑る場所や好みの幅に合わせたおすすめモデルも紹介しますので、DOGTOWNのスケボーが気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

DOGTOWNとはオールドスクールシェイプに特化したスケートボードブランド

DOGTOWNとは、1970年代のカリフォルニア州ベニスとサンタモニカ南部(通称ドッグタウン)で生まれた、プールスケートの時代から続くスケボーブランドです。現行のスケボーデッキの大半を70年代・80年代のシェイプを復刻したモデルが占めており、幅広でクラシックな板に乗りたいスケーターから選ばれています。

一方で、DOGTOWNは普段使いしやすい幅のストリートデッキや、トラックをゆるめて乗るモダンなデッキもラインナップしています。プールやボウルからストリートまで、滑る場所に合わせて同じブランドの中からデッキを選べるのもDOGTOWNの魅力です。

DOGTOWNの歴史・創業背景

DOGTOWNは、Z-Boys(1970年代にサンタモニカのサーフショップ「Zephyr」のチームで活躍したスケーター集団)のオリジナルメンバーであるジム・ミュアーと、アーティストのウェス・ハンプストンが1976年ごろにボードを作り始めたのが出発点です。2人の愛称「Red Dog」と「Bulldog」は、どちらも現在のDOGTOWNのモデル名に受け継がれています。

同じ1976年には、C.R. Stecyk III(C.R.ステシック3世)が生んだ「Dogtown Cross(ドッグタウンクロス)」が、Skateboarder Magazineの誌面に初めて登場しました。クロスのロゴはハンプストンとミュアーのアートやペイントによってデッキに描かれるようになり、現在もDOGTOWNのシンボルとして使われています。

2026年はDogtown Crossの登場から50年の節目にあたり、DOGTOWNは50周年を記念した限定トップグラフィック入りのデッキを展開しています。半世紀にわたって同じ名前とロゴでスケボーデッキを作り続けている点は、オールドスクールを好むスケーターにとって大きな魅力です。

DOGTOWNの特徴・強み

DOGTOWNの最大の強みは、Bull DogやRed Dog、Big Foot、Stonefishといった名作シェイプを、当時の寸法感のまま復刻し続けている点にあります。幅10インチ(約25.4cm)を超える太いデッキや、テールだけが跳ね上がったシングルキックの形状など、現代の一般的なスケボーデッキとは異なる乗り味を楽しめるのも魅力です。

復刻といっても、DOGTOWNはウィールウェルやハードエッジといった現代の滑りに合わせた仕様も取り入れています。デッキの多くはBBSやPS Stixといったデッキ製造の専門工場で作られており、ウィールの「K-9 Wheels」やトラックまで自社で展開しているため、足回りまでDOGTOWNでそろえられます。

国内でDOGTOWNのスケボーデッキを扱っているのは、主に各地のスケートショップです。通販サイトで見かける「日本正規ライセンス商品」はアパレルのライセンス品でデッキとは別系統なので、DOGTOWNのデッキを探すときはスケートショップの取扱いを確認すると間違いがありません。

DOGTOWNの関連ブランド

DOGTOWNと深い関係にあるのが、ジム・ミュアーの弟マイク・ミュアーが率いるハードコアバンド「Suicidal Tendencies(スイサイダル・テンデンシーズ)」から生まれたSuicidal Skatesです。1981年にマイクがベニスのジムの家へ移り住み、ほどなくSuicidal Tendenciesを結成したことで、スケボーとパンク・ハードコアの結びつきが生まれました。

2014年にはジムとマイクの兄弟がDOGTOWNとSuicidal Skatesを「Dogtown X Suicidal(DTxST)」として再びまとめ、1980年代と同じ家族経営のかたちに戻しています。現在のDTxSTはスケーター自身が所有・運営しており、公式オンラインストアでDOGTOWNと並んで販売されていることから、全モデル比較にはSuicidal Skatesのデッキも含めました。

DOGTOWNの機能・特徴

DOGTOWNのスケボーデッキは、70〜80年代のシェイプを復刻した「形」と、現代の滑りに合わせた「細部の仕様」の組み合わせで乗り味が決まります。ここではDOGTOWNのデッキに共通する設計要素と、ブランド独自の仕上げや仕様を解説します。

DOGTOWNのスケボーデッキに採用されている主な機能・仕様は以下の5つです。

  • OG 70s Classicシェイプ|メロウコンケーブで70年代の乗り味を再現
  • ウィールウェル|ウィールバイトを抑える底面のくぼみ
  • ハードエッジ|デッキトップを広く使える鋭角エッジ
  • フルディップ・パール仕上げ|ボード全体を染める発色
  • Limited 50 Years Top Graphic|創業50周年の限定トップグラフィック

OG 70s Classicシェイプ|メロウコンケーブで70年代の乗り味を再現

DOGTOWNの「OG 70s Classic」シェイプは、1970年代に作られたオリジナルのデッキの形を再現したシリーズです。コンケーブ(デッキ上面の左右方向のくぼみ)をメロウ(緩め)に設定しており、足裏にはフラットに近い感覚が伝わります。

DOGTOWNの70sクラシック系は幅広のモデルが多く、テールだけが跳ね上がるシングルキックの形状が基本です。ホイールベース(前後のトラックを取り付ける穴の間隔)は16インチ前後と長めに取られ、直進時の安定感と、大きな弧を描くターンのしやすさにつながっています。

DOGTOWNの70sクラシックシェイプは、プールやボウルの壁を滑り上がるカービングや、街中をゆったり流すクルージングで扱いやすさを発揮します。オーリー(テールを弾いてデッキごと跳び上がる技)を多用するトリックより、大きなラインを描く滑りを楽しみたいスケーターにおすすめの形状です。

ウィールウェル|ウィールバイトを抑える底面のくぼみ

ウィールウェルとは、デッキ底面のウィール(タイヤ)の真上にあたる位置を削り込んだくぼみのことです。DOGTOWNは、ウィールバイトを防ぐための仕様としてウィールウェルを多くのデッキに採用しています。

ウィールバイトは、ターンでデッキを深く傾けたときにウィールがデッキ底面に接触し、回転が急に止まってしまう現象です。DOGTOWNのデッキはモデルによってフロント側のみ、前後、4か所とウィールウェルの入れ方が異なり、デッキを傾けたときのウィールの逃げ場を確保しています。

DOGTOWNのウィールウェル付きデッキは、径の大きいソフトウィールを組み合わせたり、トラックをゆるめて深く曲がったりする滑り方と相性が良いです。プールやボウルで思い切りデッキを傾けたいスケーターは、ウィールウェルの有無を確認してDOGTOWNのデッキを選ぶと安心できます。

ハードエッジ|デッキトップを広く使える鋭角エッジ

ハードエッジとは、デッキの縁を丸めずに角を立てて仕上げた形状のことです。DOGTOWNでは復刻系のデッキを中心に採用されており、トップ側だけに施したモデルと、トップとボトムの両面に施したモデルがあります。

一般的なデッキは縁を丸く削っているため、端に近づくほど足を置ける面が狭くなります。DOGTOWNのハードエッジは縁のぎりぎりまで平らな面が続くので、幅広のデッキでもつま先やかかとをしっかり乗せられる作りです。

DOGTOWNのハードエッジ仕様は、エッジに体重をかけてデッキを傾けるカービングや、プールの縁を使う動きで足裏から縁の位置をつかみやすいのが利点です。80年代当時の踏み心地を再現したデッキに乗りたいスケーターにもおすすめします。

フルディップ・パール仕上げ|ボード全体を染める発色

フルディップとは、デッキ全体を塗料に浸して、トップから側面、ボトムまでを1色に染め上げる仕上げのことです。DOGTOWNでは、フルディップのほかにパール調やグロス(光沢)仕上げ、木目が透けるステイン(着色)仕上げなど、モデルごとに異なるカラーリングを用意しています。

DOGTOWNのデッキはボトムに大きなアートを配したモデルが多く、ネオンイエローやスカイブルー、メタリックシルバーといった鮮やかな下地にグラフィックが重なります。アソートステイン(下地の色を1本ずつ振り分けたステイン仕上げ)のデッキは、同じモデルでも手元に届く色味が変わる点も特徴です。

DOGTOWNのフルディップやパール仕上げのデッキは、滑る道具として使うだけでなく、部屋に飾って眺める楽しみ方もできます。滑りと見た目の両方にこだわりたいスケーターは、シェイプに加えてカラーリングからDOGTOWNのデッキを選ぶのもおすすめです。

Limited 50 Years Top Graphic|創業50周年の限定トップグラフィック

Limited 50 Years Top Graphicとは、DOGTOWNが2026年の50周年に合わせて展開している、デッキの上面(トップ)に限定グラフィックを入れた仕様です。一般的なスケボーデッキはトップをグリップテープで覆うため、アートはボトム側にだけ入っています。

DOGTOWNの50周年モデルは、ウェス・ハンプストンやKevin Ancell、Axisといったブランドゆかりのアーティストが手がけたデッキに設定されています。透明なグリップテープを貼ったり、グリップテープを部分的に切り抜いたりすれば、トップのグラフィックを見せたまま滑ることも可能です。

Limitedの名前どおり50周年に限った仕様なので、ブランドの歴史ごとデッキを手元に残したい人にはDOGTOWNの50周年モデルをおすすめします。国内のスケートショップでも50周年モデルとして販売されており、気になるデッキは在庫があるうちに選ぶと安心です。

DOGTOWNの全種類の違いを比較

ここではDOGTOWNのスケボーデッキの全モデルの種類と違いを解説します。国内で手に入る現行モデルは、70sクラシックと80sリイシュー、プールシェイプ、ストリートの系統に分かれており、幅や形状によって乗り味が大きく変わります。

全モデル比較表でシェイプやウィールウェル、50周年トップグラフィックの有無を確認したうえで、表の後に紹介する各モデルの詳細から自分の滑り方に合うDOGTOWNのデッキを絞り込んでください。

スクロールできます
モデル名 シェイプ ウィールウェル ハードエッジ 50周年トップグラフィック 製造
Bull Dog OG 70s Classic 70sクラシック あり – あり BBS
Big Foot OG 70s Classic 70sクラシック 4か所 – あり BBS
Shogo Kubo Tribute 70s Classic 久保正吾オリジナル – トップ・ボトム なし PS Stix
Red Dog OG 70s Classic 70sクラシック – – なし –
PC Tail Tap OG 70s Classic 70sクラシック あり – なし –
Aaron Murray Fingers 80s Reissue 80sリイシュー フロントのみ トップ あり BBS
Eric Dressen Hands 80s Reissue 80sリイシュー フロントのみ – あり BBS
Jesse Martinez Guadalupe Handshake 1987 80sリイシュー – – あり BBS
Stonefish 80s Reissue 80sリイシュー フロントのみ トップ なし –
Suicidal Possessed to Skate 80s Reissue 80sリイシュー あり – なし BBS
Big Boy プールシェイプ – – なし BBS
Spray Cross Loose Trucks モダンストリート 前後 – なし BBS
Street Cross Logo ストリート – – なし –
Bandana Street ストリート – – なし –
Pig Skull Street ストリート – – なし BBS

Bull Dog OG 70s Classic

Bull Dog OG 70s Classicの製品画像

項目 内容
モデル名 Bull Dog OG 70s Classic
シェイプ 70sクラシック(メロウコンケーブ・シングルキック)
ウィールウェル あり
50周年トップグラフィック あり
アート担当 Wes Humpston

「Bull Dog OG 70s Classic」は、ウェス・ハンプストンの愛称「Bulldog」を名前に冠した、DOGTOWNを象徴する70sクラシック系のデッキです。ハンプストン本人のアートに50周年の限定トップグラフィックを組み合わせ、蛍光イエローからグリーンへのフェードカラーで仕上げています。

幅10.0インチ・全長29.622インチという短く幅広な70sクラシックシェイプに、DOGTOWNはメロウコンケーブとキックテールを合わせました。ホイールベースは15.855インチと長めで、ノーズはフラットに近く、テールのキックもやや緩めに抑えられており、70年代当時の乗り味を再現しています。

プールやボウルでのカービング、オールドスクールなスタイルで流す滑りに向いたデッキで、キックが緩いぶんオーリーを多用するストリートのトリックには不向きです。DOGTOWNらしさを最も強く味わいたいスケーターには、ブランドの原点に近い「Bull Dog OG 70s Classic」をおすすめします。

Big Foot OG 70s Classic

Big Foot OG 70s Classicの製品画像

項目 内容
モデル名 Big Foot OG 70s Classic
シェイプ 70sクラシック(メロウコンケーブ・シングルキック)
ウィールウェル 4か所
50周年トップグラフィック あり
アート担当 Wes Humpston

「Big Foot OG 70s Classic」は、幅11.788インチ(約29.9cm)とDOGTOWNの現行デッキで最も幅広な70sクラシックモデルです。ウェス・ハンプストンのアートと50周年の限定トップグラフィックを備え、オレンジからレッドへのフェードにブルーのウイングを描いた派手な見た目も目を引きます。

全長30.824インチ・ホイールベース15.813インチの70sクラシックシェイプにメロウコンケーブを合わせ、底面に4か所のウィールウェルを設けたのが特徴です。足を置ける面積が非常に広く、乗った瞬間からどっしりした安定感を得られる一方、一般的な幅のグリップテープでは1枚で全面を覆えず、2枚を継いで貼る必要があります。

幅が広いぶん取り回しは重めになるため、軽快さを優先する人には向きません。ボウルで大きなラインを描きたいスケーターや、細いデッキでは足元が窮屈に感じる人、飾っても映えるDOGTOWNを探している人におすすめのデッキです。

Shogo Kubo Tribute 70s Classic

Shogo Kubo Tribute 70s Classicの製品画像

項目 内容
モデル名 Shogo Kubo Tribute 70s Classic
シェイプ 久保正吾オリジナル(メロウコンケーブ・シングルキック)
ウィールウェル –
50周年トップグラフィック なし
アート担当 Axis

「Shogo Kubo Tribute 70s Classic」は、鹿児島で生まれ、Z-Boysのオリジナルメンバーとして活躍した久保正吾(Shogo Kubo)のシェイプを受け継ぐ、DOGTOWNのトリビュートモデルです。アートはAxisが手がけ、製造はPS Stixが担当しています。

幅10.5インチ・全長31.325インチ・ホイールベース15インチで、ノーズ5.5インチに対してテール6.625インチのシングルキック形状を採用しました。メロウコンケーブに加えてトップとボトムの両面をハードエッジに仕上げており、DOGTOWNの70sクラシック系の中でもエッジのはっきりした踏み心地が特徴です。

プールやランプで幅広のクラシックシェイプを楽しみたいスケーターや、日本にゆかりのあるレジェンドのモデルに乗りたい人におすすめです。国内の取扱店でも在庫が切れていることがあるため、DOGTOWNの「Shogo Kubo Tribute 70s Classic」を見つけたらサイズ表記もあわせて確認すると安心できます。

Red Dog OG 70s Classic

Red Dog OG 70s Classicの製品画像

項目 内容
モデル名 Red Dog OG 70s Classic
シェイプ 70sクラシック(メロウコンケーブ)
ウィールウェル –
50周年トップグラフィック なし
アート担当 Wes Humpston

「Red Dog OG 70s Classic」は、創業者ジム・ミュアーの愛称「Red Dog」を名前に持つ、DOGTOWNの顔ともいえる70sクラシックモデルです。アートはウェス・ハンプストンが担当し、トランスパレントオレンジからマゼンタへ移り変わるフェードカラーで仕上げています。

幅9.1インチ・全長30インチ・ホイールベース16インチの70sクラシックシェイプに、メロウコンケーブを組み合わせました。70sクラシック系の中では幅が控えめで、長いホイールベースによる直進の安定感を保ちながら、10インチを超えるデッキより足元を軽く動かせます。

初めて70sクラシック系のデッキに挑戦するスケーターや、幅10インチ超のデッキは太すぎると感じる人には「Red Dog OG 70s Classic」がおすすめです。細めのストリートデッキに慣れた人が、DOGTOWNのオールドスクールな乗り味を試す最初の1本にも向いています。

PC Tail Tap OG 70s Classic

PC Tail Tap OG 70s Classicの製品画像

項目 内容
モデル名 PC Tail Tap OG 70s Classic
シェイプ 70sクラシック(メロウコンケーブ・シングルキック)
ウィールウェル あり
50周年トップグラフィック なし
アート担当 Wes Humpston

「PC Tail Tap OG 70s Classic」は、幅8.375インチ(約21.3cm)と、比較したDOGTOWNのデッキの中で最も細い70sクラシックモデルです。スカイブルーのフルディップにウェス・ハンプストンのアートを組み合わせ、細身ながらオールドスクールらしい雰囲気をしっかり残しています。

全長30インチに対してホイールベースを16インチと長く取り、テールだけがキックしたシングルキック形状にメロウコンケーブを合わせました。トップのエッジは鋭角に仕上げられており、細いデッキでもつま先とかかとで縁の位置をつかみやすい作りです。

カービングやスラローム(コーンの間を縫うように滑る種目)、日常の移動に向いたDOGTOWNのデッキで、幅広デッキの重さが気になる人でも扱いやすく仕上がっています。街乗りでオールドスクールな雰囲気を楽しみたいスケーターや、細身の板で軽快にカービングしたい人におすすめです。

Aaron Murray Fingers 80s Reissue

Aaron Murray Fingers 80s Reissueの製品画像

項目 内容
モデル名 Aaron Murray Fingers 80s Reissue
シェイプ 80sリイシュー(アーロン・マレーのプロシェイプ)
ウィールウェル フロントのみ
50周年トップグラフィック あり
アート担当 Kevin Ancell

「Aaron Murray Fingers 80s Reissue」は、80年代のDOGTOWNで活躍したアーロン・マレーのプロモデルを復刻したデッキです。Kevin Ancellが描いた「Fingers」のアートに50周年の限定トップグラフィックを加え、ブラックのグロスディップにパール調のカラーを重ねた光沢のある仕上がりになっています。

幅10.219インチ・全長30.91インチ・ホイールベース15.5インチで、フロント側のウィールウェルとトップのハードエッジを備えた設計です。キックとコンケーブは標準的な深さに設定されており、メロウコンケーブの70sクラシック系より足裏でデッキをつかむ感覚を得やすく、ラメ入りインクのプリントも光を受けて輝きます。

太めのデッキでもキックを使った動きを楽しみたいスケーターや、プールやランプで80年代のスタイルを再現したい人に、DOGTOWNの80sリイシューの中でもおすすめしたいモデルです。

Eric Dressen Hands 80s Reissue

Eric Dressen Hands 80s Reissueの製品画像

項目 内容
モデル名 Eric Dressen Hands 80s Reissue
シェイプ 80sリイシュー(エリック・ドレッセンのプロシェイプ)
ウィールウェル フロントのみ
50周年トップグラフィック あり
アート担当 Kevin Ancell

「Eric Dressen Hands 80s Reissue」は、DOGTOWNを代表するライダーのひとり、エリック・ドレッセンの「Hands」グラフィックを復刻したモデルです。アートはKevin Ancellが担当しており、50周年の限定トップグラフィックも入っています。

幅10.053インチ・全長30.659インチ・ホイールベース15.25インチと、80sリイシュー系の中ではホイールベースがやや短めです。前後のトラックの間隔が詰まっているぶんターンの切り返しが軽快で、フロント側のウィールウェルが深く傾けたときのウィールバイトを抑えます。

ライトブルーのパール調フルディップに、パープルのウイングとゴールドのクロスを配したカラーリングで仕上げています。ストリートとトランジション(プールやランプなど曲面のある地形)を行き来する80年代スタイルに憧れるスケーターや、ドレッセンのファンにおすすめのDOGTOWNデッキです。

Jesse Martinez Guadalupe Handshake 1987

Jesse Martinez Guadalupe Handshake 1987の製品画像

項目 内容
モデル名 Jesse Martinez Guadalupe Handshake 1987
シェイプ 80sリイシュー(ジェシー・マルチネスの1987年プロシェイプ)
ウィールウェル –
50周年トップグラフィック あり
アート担当 Axis

「Jesse Martinez Guadalupe Handshake 1987」は、ジェシー・マルチネスが1987年に使っていたプロシェイプを再現した、DOGTOWNの80sリイシューモデルです。アートはAxisが手がけ、50周年の限定トップグラフィックに加えて、全体を覆うメタリックシルバーのフルディップが特徴になっています。

幅10.0インチ・全長30.25インチ・ホイールベース15.5インチで、ノーズがかなり短く、テールにボリュームを持たせた形状です。コンケーブもかなり緩めに設定されているため、足を自由に動かしながらテール側に体重をかける滑り方に合わせやすくなっています。

バンクやプールでテールを中心に80年代らしい滑りを楽しみたいスケーターに、DOGTOWNの中でもおすすめのデッキです。アート部分にはラメが入っており、シルバーの下地と合わせて飾ったときの華やかさを重視する人にも向いています。

Stonefish 80s Reissue

Stonefish 80s Reissueの製品画像

項目 内容
モデル名 Stonefish 80s Reissue
シェイプ 80sリイシュー(チームモデル)
ウィールウェル フロントのみ
50周年トップグラフィック なし
アート担当 –

「Stonefish 80s Reissue」は、DOGTOWNのチームモデル「Stonefish」を80年代の形で復刻したデッキです。トランスパレントブルーのグロス仕上げで、木目がうっすら透ける色合いにまとめられています。

幅10.125インチ・全長30.325インチ・ホイールベース15.5インチで、ノーズ4インチに対してテール6.625インチと、後ろ側に面積を寄せた形状を採用しました。フロント側のウィールウェルとトップのハードエッジを備え、テールを踏み込む場面でも足の置き場を確保しやすい作りです。

ノーズが短いぶん、ノーズ側を使うトリックより、テールを軸にした動きのほうが得意なDOGTOWNのデッキといえます。プールやボウルでテールを踏み込む動きが多いスケーターや、幅10インチ前後の定番オールドスクールを探している人は「Stonefish 80s Reissue」を選ぶと良いでしょう。

Suicidal Possessed to Skate 80s Reissue

Suicidal Possessed to Skate 80s Reissueの製品画像

項目 内容
モデル名 Suicidal Possessed to Skate 80s Reissue
シェイプ 80sリイシュー
ウィールウェル あり
50周年トップグラフィック なし
アート担当 Ric Clayton

「Suicidal Possessed to Skate 80s Reissue」は、DOGTOWNの関連ブランドSuicidal Skatesの代表的なグラフィック「Possessed to Skate」を80年代の形で復刻したモデルです。アートはRic Clayton、製造はBBSが担当し、ブラックのグロス仕上げ「Black Ice」でまとめています。

幅10インチ前後の80sリイシューシェイプで、ウィールウェルを備え、テールにはボリュームのあるスクエア形状を採用しています。キックとコンケーブは標準的な深さで、80sリイシュー系の中でもクセが少なく扱いやすいデッキです。

スケボーとパンク・ハードコアのカルチャーが好きな人や、DOGTOWNとSuicidal Skatesの両方の歴史を感じたいスケーターにおすすめです。「Possessed to Skate」はSuicidal Tendenciesの楽曲名でもあり、ブランドの成り立ちを知って選ぶと愛着も深まります。

Big Boy

Big Boyの製品画像

項目 内容
モデル名 Big Boy
シェイプ クラシックなプールシェイプ
ウィールウェル –
50周年トップグラフィック なし
アート担当 –

「Big Boy」は、クラシックなプールシェイプを採用した、DOGTOWNのプールスケート向けデッキです。全体をネオンイエローのフルディップで染め上げており、製造はBBSが担当しています。

幅9.045インチ・全長32.466インチ・ホイールベース14.625インチと、リイシュー系より全長が長く、ホイールベースは短めの寸法です。丸みのあるブレッドノーズ(パンのように丸く膨らんだノーズ)とスクエアテールを持ち、キックはやや強め、コンケーブは標準的な深さに設定されています。

キックが効くぶん、オールドスクールな形のままテールを弾くトリックにも対応しやすいのが「Big Boy」の強みです。パークやボウルでモダンなトリックも狙いたいスケーターや、クラシックな形とキックの効いた操作性を両立したい人に、DOGTOWNの中でもおすすめできるデッキといえます。

Spray Cross Loose Trucks

Spray Cross Loose Trucksの製品画像

項目 内容
モデル名 Spray Cross Loose Trucks
シェイプ モダンストリートシェイプ
ウィールウェル 前後
50周年トップグラフィック なし
アート担当 –

「Spray Cross Loose Trucks」は、モダンなストリートシェイプに前後のウィールウェルを組み合わせた、DOGTOWNのパーク向けデッキです。スプレーで吹き付けたようなクロスロゴのグラフィックを、フルディップの下地に重ねています。

全長32.313インチ・ホイールベース14.75インチのモダンストリートシェイプで、前後に入ったウィールウェルがウィールバイトを抑えます。名前のとおりトラックをゆるめに設定して深く曲がる滑り方を想定しており、ストリート系の形でもカービングを楽しめるのが特徴です。

9インチ台の太めの幅で展開しているため、ストリートデッキでも足元の安定感を確保しやすくなっています。トラックをゆるめてパークを流したいスケーターや、太めのストリートデッキで安定感を求める人に、DOGTOWNの「Spray Cross Loose Trucks」はおすすめです。

Street Cross Logo

Street Cross Logoの製品画像

項目 内容
モデル名 Street Cross Logo
シェイプ ストリート(ポップシクル)
ウィールウェル –
50周年トップグラフィック なし
アート担当 –

「Street Cross Logo」は、DOGTOWNの象徴であるクロスロゴを大きく配した、ストリート向けの定番デッキです。8インチ台から9インチ台まで細かく幅を刻んで展開しており、足のサイズや滑る場所に合わせてサイズを選べます。

シェイプは、ノーズとテールの両方が跳ね上がったポップシクル型(アイスキャンディーの棒のような左右対称に近い形)です。色味が1本ずつ異なるアソートステイン仕上げを組み合わせ、サイズによってクロスロゴの色もブルーやネオン、グリーンなどに変わります。

同じ幅でも、70sクラシックや80sリイシューとはまったく違う軽快な取り回しを楽しめます。オーリーやフリップ中心なら細めのサイズ、ボウルやランプも滑るなら太めのサイズを選ぶと扱いやすく、初めてのDOGTOWNとしてロゴ入りの1本を選びたいスケーターにもおすすめです。

Bandana Street

Bandana Streetの製品画像

項目 内容
モデル名 Bandana Street
シェイプ ストリート(ポップシクル)
ウィールウェル –
50周年トップグラフィック なし
アート担当 –

「Bandana Street」は、バンダナ柄をグラフィックに落とし込んだ、DOGTOWNのストリート向けデッキです。8インチ前後の細めの幅に絞って展開しており、一般的なストリートデッキと同じサイズ感で選べます。

全長・ホイールベースともに一般的なストリートデッキに近い寸法で、ホイールベースが短いぶんターンの切り返しやデッキの回転が軽快です。サイズごとにグリーンやブラック、ブルーとバンダナの色が変わり、アソートステインの下地と合わせて1本ずつ表情が異なります。

フリップ系のトリックや街乗りを中心に楽しみたいスケーターや、オールドスクールの雰囲気を残しつつ扱いやすい幅を選びたい人には「Bandana Street」がおすすめです。リイシュー系の太いデッキは重く感じるという人も、DOGTOWNのグラフィックを気軽に楽しめます。

Pig Skull Street

Pig Skull Streetの製品画像

項目 内容
モデル名 Pig Skull Street
シェイプ ストリート
ウィールウェル –
50周年トップグラフィック なし
アート担当 –

「Pig Skull Street」は、ブタのドクロを描いた「Pig Skull」グラフィックを載せた、DOGTOWNのストリート向けデッキです。アソートステイン仕上げで、製造はBBSが担当しています。

幅8.0インチ(約20.3cm)のストリートシェイプで、比較したDOGTOWNのデッキの中でも最も細い部類に入ります。細い幅はデッキを回すフリップ系のトリックで足元の動きを小さくでき、狭い場所での取り回しも軽くなるのが利点です。

ストリートでのトリック練習を中心にしたいスケーターや、遊び心のあるグラフィックでDOGTOWNを選びたい人に「Pig Skull Street」はおすすめできます。オールドスクールなブランドの雰囲気を、普段使いしやすい細身のデッキで楽しみたい人にも向いています。

まとめ

この記事では、DOGTOWNの歴史や特徴、ウィールウェルやハードエッジといった仕様を解説し、国内で手に入る現行のスケボーデッキを全モデル比較しました。DOGTOWNのデッキは、70sクラシックと80sリイシュー、プールシェイプ、ストリートの4系統に分けて考えると、自分に合う1本を絞り込みやすくなります。

ブランドの原点を味わいたいなら「Bull Dog OG 70s Classic」や「Red Dog OG 70s Classic」、とにかく安定感を求めるなら「Big Foot OG 70s Classic」がおすすめです。

80年代スタイルなら「Aaron Murray Fingers 80s Reissue」や「Stonefish 80s Reissue」、普段使いなら「Street Cross Logo」や「Bandana Street」と、滑る場所と好みの幅からDOGTOWNのデッキを選ぶと失敗しにくくなります。

50周年の限定トップグラフィック入りモデルは限られた期間の仕様なので、気になるデッキは国内のスケートショップで在庫とサイズを確認しておくと安心です。この記事が、DOGTOWNのスケボーデッキ選びの参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころからスケートボードに親しみ、これまで複数ブランドのデッキやコンプリートを実際に購入して使い比べてきました。各モデルの特徴やパーツ選びの違いを実購入者の目線で整理し、何を選べばいいか迷う方に向けて『スケボーセレクト』を運営しています。

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