【Blind】スケボーデッキ全モデル比較|構造の違いとおすすめはどれ?

  • Blindのデッキは種類が多くて、どれを選べばいいかわからない
  • R7とHYBで構造の何が違うのか知りたい
  • 初心者でも失敗しないBlindのデッキはどれ?

「Blind」は1989年にアメリカ・ロサンゼルスで生まれたスケートボードデッキを主力とするブランドで、ストリートスケートの黎明期を知る世代から現役のプロまで幅広く支持される老舗ブランドです。エポキシ樹脂で積層したデッキの弾きの良さと、リーパーを軸にしたグラフィックの遊び心に定評があります。

スケートボードのデッキは自分のレベルや滑るスタイルに合わないモデルを選んでしまうと、トリックの決まりやすさや上達ペースにも影響します。練習した分をきちんと結果につなげるためにも、デッキは各ラインの構造や特徴の違いを理解して選ぶことが大切です。

この記事では、Blindの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行のスケートボードを全ライン比較します。用途別のおすすめモデルも紹介しますので、Blindのスケボーが気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

Blindとはストリートスケートの黎明期を支えたスケートボードブランド

Blindとは1989年にアメリカ・ロサンゼルスで生まれたスケートボードブランドで、レジェンドスケーターのMark Gonzales(ゴンズ)が設立者の一人に名を連ねています。バーティカルやフリースタイルが主流だった時代からストリートへ全振りして登場し、ストリートスケートの価値観を広げた先駆者として知られています。

現在のBlindは、デッキ本体に加えて組み立て済みのコンプリートやウィール、グリップテープまで手がける総合ブランドです。7.0インチのキッズサイズから8インチ台のワイドまでサイズの幅も広く、大人と子どもが同じブランドで足元を揃えられるのが強みです

Blindのブランドコンセプト

ブランド名の由来は、Mark Gonzalesが在籍していたVISION SKATEBOARDからの離脱にあります。VISION(見通し)に反発する意味を込めて、blind(先を見ない)と名付けられました。反骨精神をそのままブランド名に据えた姿勢が当時のスケーターの心をつかみ、ストリートスケート繁栄の土台になっています。

ゴンズ本人が離れた後も、Blindは既存の枠を疑うという出発点の思想を受け継いでいます。後述するSuper Sapのようなサステナブルな製法への取り組みは、業界の当たり前だった石油系接着剤を見直した結果として生まれたものです。老舗でありながら製造工程を作り変え続けている点が、Blindというスケートボードブランドの現在地を示しています。

Blindの特徴・強み

Blindの象徴といえるのが、「リーパー」と呼ばれるスカルキャラクターです。ポップでいたずらっぽい描き方が一貫しており、デッキのボトムだけでなくウィールやグリップテープにも展開されています。

グラフィックの引き出しの多さもBlindの持ち味です。90年代のオールドデッキをそのままオマージュした復刻や、リーパー自身をパロディにしたシリーズなど、細部で遊ぶ余地を毎シーズン残しています。スケートボードを道具としてだけでなく、見た目で選びたい人にも刺さるラインナップです

サイズレンジの広さも見逃せません。7.0インチ前後のキッズデッキから8.25インチのワイドまで揃い、体格や滑るスタイルに合わせて選べます。家族でスケートボードを始める場合でも、Blindひとつで大人用と子ども用の両方をカバーできます

Blindの歴史と日本人ライダー

Blindの名を決定づけたのが、1991年に公開されたビデオ「VIDEO DAYS」です。ディレクションを手掛けたのは後に映画監督となるSpike Jonzeで、ストリートスケートの見せ方そのものを塗り替えた名作として今も語り継がれています。

日本との縁も深いブランドです。堀米雄斗が長くBlindに在籍していたほか、現在は白井空良がシグネチャーデッキをリリースしています。日本人スケーターを継続的にサポートしてきた実績があり、国内のスケートボードシーンでも知名度の高いブランドです。

一方で注意したい点もあります。2026年8月時点でBlindの公式オンラインストアは停止しており、公式サイトから直接製品を確認したり購入したりできません。国内では正規取扱ショップやそのオンラインストア経由での購入が中心になります。

Blindの機能とテクノロジー

Blindのスケートボードで軸になっているのは、エポキシ樹脂による接着と7プライの積層構成、そして強めのコンケーブという3つの要素です。「弾きが良い」という評価は、素材選びとプレス工程の積み重ねから生まれています。

積層構造にはR7・RHM・HYBの3種類があり、どの構造を選ぶかが踏んだときの弾きと寿命の差になって表れます。構造の違いを押さえておくことが、次の全ライン比較で並ぶモデルの性格を読み取るポイントです。

Blindのスケートボードデッキを支える主な機能・テクノロジーは以下の6つです。

  • Super Sap|樹木由来のバイオベースエポキシ樹脂
  • Resin-7 (R7)|7プライ100%メイプルのエポキシ積層
  • RHM (Resin Hybrid Maple)|メイプル混成のレジンハイブリッド
  • HYB (Resin Hybrid)|バーチ+メイプルのブレンド構造
  • 強めのコンケーブとキックシェイプ
  • リーパーグラフィック

Super Sap|樹木由来のバイオベースエポキシ樹脂

Super Sapは、Blindのデッキ製造に使われている樹木由来のバイオベースエポキシ樹脂です。石油系の合成樹脂接着剤を見直し、製材所から出る木材の廃棄物を再利用した原料で開発されました。

1ガロンあたり21枚のデッキを製造でき、従来の製法と比べて水と電力、排気ガスを削減できるとBlindは公表しています。出荷時のシュリンクラップも廃止し、土に還る植物素材のバッグでデッキを届ける形に切り替えました。

環境配慮のために滑走性能を落としていないのがSuper Sapの要で、耐久性は従来の接着剤と差がないとメーカーが明言しています。乗り味を妥協せずに環境負荷の小さいスケートボードを選びたい人にとって、Blindを選ぶ理由のひとつになります。

Resin-7 (R7)|7プライ100%メイプルのエポキシ積層

Resin-7 (R7)は、7プライの100%カナディアンメイプルを木工用接着剤ではなくエポキシ樹脂で接着したBlindの積層構造です。単枚(シングル)プレスで1枚ずつ成形するため、プライ同士の密着度が高く仕上がります

一般的な水性接着剤の7プライと比べて剛性が高く、テールを叩いたときの立ち上がりが速いのがR7の特徴です。使い込んでもポップが抜けにくく、デッキの寿命が長い点もエポキシ接着ならではの利点になります

Blindの主力プロモデルはR7構造で作られており、ブランドが狙っている弾きの質を最も素直に体感できます。フリップ系のトリックで反応の速さを突き詰めたいスケーターほど、R7の恩恵が大きい構造です。

RHM (Resin Hybrid Maple)|メイプル混成のレジンハイブリッド

RHM (Resin Hybrid Maple)は、カナディアンハードロックメイプルと通常のハードロックメイプルを混成した7プライを、エポキシ樹脂で接着したBlindの積層構造です。素材のグレードを混ぜることで、R7とは異なる性格に振り分けています。

レジン接着によるシャキッとした反発を残しつつ、混成プライで踏んだときの硬さをやわらげているのがRHMの狙いです。R7の張りが強すぎると感じるスケーターにとって、扱いやすい落としどころになります

キッズ向けのユースデッキにもRHM構造が採用されており、サイズが小さいからといって構造面で手を抜いていません。子どもの1枚目からレジン接着の弾きを体験できる点は、Blindのスケートボードならではの作り込みです

HYB (Resin Hybrid)|バーチ+メイプルのブレンド構造

HYB (Resin Hybrid)は、バーチ材と北米産メイプルをブレンドした7プライをエポキシ樹脂で接着したBlindの積層構造です。3つの構造のなかでは最もエントリー寄りに位置づけられています。

業界標準の7プライより強く、デッキの寿命が長いとメーカーは説明しています。バーチを混ぜて素材構成を最適化しながら、レジン接着による強度は確保するという組み立て方です。

OG系のヘリテージグラフィックやコンプリートのベースデッキに採用されることが多く、まずBlindを試したい人や、練習量が多くデッキの消耗が早い人に向きます。100%メイプルのR7と比べると弾きの鋭さは控えめですが、踏み倒す前提の1枚としては合理的な選択です

強めのコンケーブとキックシェイプ

Blindのデッキはコンケーブ(デッキの左右が反り上がった断面形状)が全体的に強く、フリップ系で前足を効かせやすい形状です。足の動きが小さくてもデッキがキビキビ反応します

キックの立ち上がる位置はベーシックなシェイプより約1cm外側にあり、角度もやや強く付けられています。テールを踏んだときの足裏の引っかかりと、ノーズの引っ張りの効きの良さが特徴です

一方で、緩いコンケーブに慣れたスケーターには引っかかりすぎに感じられます。Blindにはコンケーブ強めの「フル」と、標準的な「メロー」というシェイプ展開があるため、踏み心地の好みで選び分けるとギャップを避けられます

リーパーグラフィック

リーパーは、Blindの顔として長く使われてきたスカルキャラクターです。ロゴやデッキのボトムだけでなく、ウィールやグリップテープまで横断的に登場します。

同じリーパーでもOG、キャラクター、インパーソネイターなど派生バリエーションが多く、シリーズで揃える楽しみがあります。オールドデッキのオマージュやリーパー自身のパロディなど、細部で遊ぶ余地を残しているところがBlindらしさです。

グラフィックが購入の決め手になりやすいブランドだからこそ、見た目で気に入った1枚がどの構造なのかを確認してから決めると、スケートボードとしての満足度が上がります

Blindの全種類の違いを比較

Blindのスケートボードは個別のグラフィックが毎シーズン入れ替わるため、意匠単位で追いかけると全体像がつかめません。この記事では構造(コンストラクション)とプロダクトライン単位で、現行の全ラインナップを比較します。

デッキ単品はR7 → RHM → HYBの順にグレードが下がり、そこにスリックボトムとユースという特殊枠が加わります。組み立て済みで買いたい人向けには3段階のコンプリートがあり、ウィールとグリップテープまでパーツを揃えられるラインナップです。比較表のあとに、各ラインの詳細を順に紹介します。

スクロールできます
モデル名 タイプ 構造/主な仕様 位置づけ おすすめ対象
Super Sap R7 (Resin-7) デッキ デッキ 7プライ100%メイプル/Super Sapエポキシ単枚プレス フラグシップ(プロモデル主力) テクニカル志向の中級者以上
RHM (Resin Hybrid Maple) デッキ デッキ メイプル混成7プライ/エポキシ樹脂接着 ミドルレンジ(R7に次ぐ) 初中級〜中級のスケーター
HYB (Resin Hybrid) デッキ デッキ バーチ+メイプルブレンド7プライ/エポキシ樹脂接着 エントリー〜スタンダード 初心者/練習量が多いスケーター
スリックボトムデッキ デッキ ボトム面スリック加工(プライ構成は-) ヘリテージ復刻/特殊仕様 往年のBlindを知る世代/レールトリック中心
ユース/ミニデッキ デッキ RHM構造のキッズ専用設計 キッズ向けデッキ単品 小学校低学年前後の子ども
FP プレミアムコンプリート コンプリート ホローキングピントラック/プレミアムベアリング/柔らかめブッシュ コンプリートの上位グレード 買い替え不要の1台を求めるスケーター
FP コンプリート コンプリート 標準トラック/ウィール構成(83Aソフトウィールのモデルあり) 標準コンプリート これからスケボーを始める人
ソフトトップ キッズコンプリート コンプリート ソフトトップ天板/ソフトウィール 入門向けキッズコンプリート 身長100cm前後の子ども/親子入門
Blind ウィール ウィール 硬度99A(ストリート/パーク向けの硬めウィール) ストリート/パーク向けハードウィール パーク中心で滑るスケーター
Blind グリップテープ グリップテープ 10×33インチのグラフィック入りシート デッキ単品購入者向けアクセサリー デッキ単品で組むスケーター

Super Sap R7 (Resin-7) デッキ

Super Sap R7 (Resin-7) デッキの製品画像

項目 内容
モデル名 Super Sap R7 (Resin-7) デッキ
タイプ デッキ
構造/素材 7プライ100%カナディアンメイプル/Super Sapエポキシ樹脂単枚プレス
位置づけ フラグシップ(プロモデル主力ライン)
おすすめ対象 テクニカル志向の中級者以上

「Super Sap R7 (Resin-7) デッキ」は、7プライの100%カナディアンメイプルをSuper Sapエポキシ樹脂で単枚プレスした、Blindのフラグシップ構造にあたるスケートボードデッキです。Nassim LanchhabやSora Shiraiのシグネチャーをはじめ、プロモデルの多くがR7構造で展開されています。

エポキシ接着による剛性の高さが、踏んだ瞬間に立ち上がる鋭い弾きを生み出します。水性接着剤の一般的な7プライと比べてへたりにくく、ポップが長持ちする点も強みです。国内では8.0インチと8.125インチのプロモデルの流通を確認できています。

オーリーやフリップの反応をシビアに突き詰めたいテクニカル志向のスケーターや、1枚のデッキを長く使いたい中級者以上におすすめのラインです。ただし張りが強いぶん、体重の軽いビギナーには弾きを引き出しにくく、最初の1枚としては硬く感じられます

RHM (Resin Hybrid Maple) デッキ

RHM (Resin Hybrid Maple) デッキの製品画像

項目 内容
モデル名 RHM (Resin Hybrid Maple) デッキ
タイプ デッキ
構造/素材 カナディアンハードロックメイプル+ハードロックメイプル混成7プライ/エポキシ樹脂接着
位置づけ ミドルレンジ(R7に次ぐ)
おすすめ対象 初中級〜中級のスケーター

「RHM (Resin Hybrid Maple) デッキ」は、カナディアンハードロックメイプルと通常のハードロックメイプルを混成した7プライをエポキシ樹脂で接着した、Blindのミドルレンジ構造です。R7の弾きの方向性を保ちながら、扱いやすさとのバランスを取っています

レジン接着由来のシャキッとした反発を残しつつ、混成プライで足あたりの硬さをやわらげているのがRHMの持ち味です。国内では7.0インチの「Ringer Youth RHM」など、RHM表記の製品が正規取扱ショップで流通しています。

R7ほど張りの強いデッキは持て余すが、木工用接着剤の一般的な7プライでは物足りない。そんな初中級〜中級のスケーターにおすすめできる構造です。デッキの消耗と弾きのバランスを重視する人にも扱いやすい選択肢になります

HYB (Resin Hybrid) デッキ

HYB (Resin Hybrid) デッキの製品画像

項目 内容
モデル名 HYB (Resin Hybrid) デッキ
タイプ デッキ
構造/素材 バーチ材+北米産メイプルブレンド7プライ/エポキシ樹脂接着
位置づけ エントリー〜スタンダード
おすすめ対象 初心者/練習量が多いスケーター

「HYB (Resin Hybrid) デッキ」は、バーチ材と北米産メイプルをブレンドした7プライをエポキシ樹脂で接着した、Blindのエントリー寄りのデッキです。「OG Ripped」のようなヘリテージグラフィックや、コンプリートのベースデッキとして採用されることが多くなっています。

業界標準の7プライより強く、デッキの寿命が長いとメーカーは説明しています。素材構成を最適化することで、レジン接着の強度を残したまま日常的に踏み倒す使い方に耐えられるよう仕上げた構造です。反面、100%メイプルのR7と比べると弾きの鋭さでは一歩譲ります

これからスケボーを始める人、練習量が多くデッキの消耗が早い人、Blindの乗り味をまず試してみたい人におすすめの1枚です。8.0インチと8.25インチという標準的な幅で展開されており、最初のサイズ選びでも迷いにくくなっています

スリックボトムデッキ

スリックボトムデッキの製品画像

項目 内容
モデル名 スリックボトムデッキ
タイプ デッキ
構造/素材 ボトム面スリック加工(プライ数・接着剤は-)
位置づけ ヘリテージ復刻/特殊仕様
おすすめ対象 往年のBlindを知る世代/レールトリック中心のスケーター

「スリックボトムデッキ」は、ボトム面にスリック加工を施したBlindの特殊仕様デッキです。国内ではTim Gavinの「DOG POUND SLICK DECK」8.125インチが流通しており、90年代のBlindを象徴するグラフィックを現行品として楽しめます。

スリック面の利点は、レールやカーブに乗せたときの滑り出しの軽さにあります。ボトムを擦ってもグラフィックが削れにくいため、見た目を長くきれいに保てる点も実用的です。

往年のBlindを知る世代や、レールトリックでボトムを擦る機会が多いスケーターにおすすめします。通常のデッキと比べて流通量は限られるため、狙っているグラフィックがあれば見つけた時点で確保しておきたい枠です

ユース/ミニデッキ

ユース/ミニデッキの製品画像

項目 内容
モデル名 ユース/ミニデッキ
タイプ デッキ
構造/素材 RHM構造のキッズ専用設計
位置づけ キッズ向けデッキ単品
おすすめ対象 小学校低学年前後の子ども

「ユース/ミニデッキ」は、7.0インチというキッズサイズに特化したBlindのデッキです。国内では「Ringer Youth RHM」や「BLIND RINGER」が流通しており、子どもの足に合わせて幅と長さを詰めた専用設計になっています。

注目したいのは、キッズサイズでありながらRHMのレジンハイブリッド構造を採用している点です。量販店で見かける玩具的なボードとは弾きも耐久性も別物で、オーリーの練習に入った段階でもデッキが足を引っ張りません

小学校低学年前後の子どもや、足のサイズが小さくて8インチ台のワイドデッキを持て余すライダーにおすすめのスケートボードです。すでにトラックやウィールを持っているなら、デッキ単品で組めるのも利点になります

FP プレミアムコンプリート

FP プレミアムコンプリートの製品画像

項目 内容
モデル名 FP プレミアムコンプリート
タイプ コンプリート
構造/素材 ホローキングピントラック/プレミアムベアリング/柔らかめブッシュ
位置づけ コンプリートの上位グレード
おすすめ対象 買い替え不要の1台を求めるスケーター

「FP プレミアムコンプリート」は、Blindの組み立て済みコンプリートの上位グレードにあたるモデルです。国内では7.75インチが流通しており、買ってすぐ滑れる手軽さと、パーツを買い替えずに済む品質を両立させています

パーツ構成は、ホローキングピンを採用したカスタムペイント仕上げのトラック、プレミアムベアリング、柔らかめのブッシュ、プリントグラフィックのグリップテープという内容です。柔らかめのブッシュのおかげで標準コンプリートよりターンが軽く、箱から出したままの状態でもトリックの練習に入れます

初めての1台からしばらく買い替えたくない人や、パーツ選びに時間はかけたくないが妥協もしたくない人におすすめです。デッキ単品から組むより手間がかからず、最初から完成度の高い足元を用意できます

FP コンプリート

FP コンプリートの製品画像

項目 内容
モデル名 FP コンプリート
タイプ コンプリート
構造/素材 標準トラック/ウィール構成(83Aソフトウィールのモデルあり)
位置づけ 標準コンプリート
おすすめ対象 これからスケボーを始める人

「FP コンプリート」は、Blindの標準コンプリートにあたるラインです。国内では7.625〜8.0インチの範囲で複数サイズが流通しており、デッキのグラフィックで選んでそのまま乗り出せる、最も間口の広い選択肢になっています

83Aのソフトウィールを組み合わせたモデルもあり、路面の粗い場所でも走り出しやすい構成を選べるのが標準コンプリートの強みです。街乗りから基本トリックの練習まで守備範囲が広く、最初の1台として過不足のない仕上がりになっています

これからスケボーを始める人や、身長と足のサイズに合わせてインチを選びたい人におすすめします。ただしトラックとベアリングは標準グレードのため、上達すると交換したくなるポイントです

ソフトトップ キッズコンプリート

ソフトトップ キッズコンプリートの製品画像

項目 内容
モデル名 ソフトトップ キッズコンプリート
タイプ コンプリート
構造/素材 ソフトトップ天板/ソフトウィール
位置づけ 入門向けキッズコンプリート
おすすめ対象 身長100cm前後の子ども/親子入門

「ソフトトップ キッズコンプリート」は、天板にソフトトップ、ウィールにソフトウィールを採用した、Blindで最も入門寄りのキッズ向けコンプリートです。国内では6.75インチが流通しています。

ソフトトップ(ザラつきの強いグリップテープの代わりに柔らかい素材を貼った天板)により、足裏や手のひらへの当たりがやさしくなっています。ソフトウィールは小さな段差や砂利を乗り越えやすく、押して進む段階の子どもでも失速しにくい構成です

身長100cm前後・靴のサイズ20cm前後の子どもや、親子でスケボーを始めたい家庭におすすめの1台になります。トリックを狙う段階まで進んだら、7.0インチのユースデッキへ乗り換える流れがスムーズです

Blind ウィール

Blind ウィールの製品画像

項目 内容
モデル名 Blind ウィール
タイプ ウィール
構造/素材 硬度99A(ストリート/パーク向けの硬めウィール)
位置づけ ストリート/パーク向けハードウィール
おすすめ対象 パーク中心で滑るスケーター

「Blind ウィール」は、デッキと同じリーパー系グラフィックで足元まで揃えられるBlindのウィールラインです。国内では99Aの52mmと53mmが流通しています。

硬度をストリート/パークの定番値である99Aに絞り込んでいるため、パークのコンクリートやセクションの上でスライドを効かせやすく、押し出しの加速も軽快です。「OG STACKED」や「REAPER CHARACTER」などグラフィック違いが揃い、デッキと系統を合わせられます。

パーク中心で滑るスケーターや、Blindでデッキを組んで見た目まで統一したい人におすすめです。一方でソフトウィールのように路面の粗さを吸収する性格ではないため、荒れたアスファルトの街乗りが主体なら別の硬度を検討したほうが快適に走れます

Blind グリップテープ

Blind グリップテープの製品画像

項目 内容
モデル名 Blind グリップテープ
タイプ グリップテープ
構造/素材 10×33インチのグラフィック入りシート
位置づけ デッキ単品購入者向けアクセサリー
おすすめ対象 デッキ単品で組むスケーター

「Blind グリップテープ」は、デッキ単品を購入した人向けのアクセサリーです。国内では「DOG POUND GRIP TAPE」の10×33インチが流通しており、8インチ台のワイドデッキまで1枚でカバーできます

グラフィック入りのシートなので、ボトム面だけでなくトップ面にもBlindらしさを持ち込めます。無地のグリップでは物足りない人や、貼り替えのタイミングで足元の印象を変えたい人向けの選択肢です。

デッキ単品で組むスケーターや、手持ちのデッキのグリップを貼り替えるついでにBlindのグラフィックを足したい人におすすめします。デッキとウィールを揃えたうえでグリップまで統一すると、ブランドの世界で足元をまとめられます

まとめ

この記事では、Blindの成り立ちや独自テクノロジーを解説し、現行のスケートボードを全ライン比較しました。1989年から続く老舗でありながら、Super Sapのようなバイオベース接着剤を主力構造に採り入れているのがBlindの現在地です。

デッキの弾きと寿命を最優先するならR7、扱いやすさとのバランスを取るならRHM、これから始めるならHYBかFPコンプリートという並びになります。子ども用ならユースデッキかソフトトップキッズコンプリートが選択肢です。Blindは強めのコンケーブが個性なので、可能なら店頭で実物を踏んで足裏の当たりを確かめておくと、ミスマッチを防げます

なお2026年8月時点でBlindの公式オンラインストアは停止しており、購入は国内の正規取扱ショップやそのオンラインストアが中心になります。人気のサイズやグラフィックは売り切れていることも多いため、気になったモデルは早めに在庫を確認しておくと安心です。Blindのスケボー選びの参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころからスケートボードに親しみ、これまで複数ブランドのデッキやコンプリートを実際に購入して使い比べてきました。各モデルの特徴やパーツ選びの違いを実購入者の目線で整理し、何を選べばいいか迷う方に向けて『スケボーセレクト』を運営しています。

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