【OJ Wheels】スケボーウィール全モデル比較|おすすめはどれ?

  • OJ Wheelsはモデルが多くて、どのウィールを選べばいいかわからない
  • ハードとソフトで、硬度やシェイプの何が違うのか知りたい
  • 初心者でも失敗しないOJ Wheelsのウィールはどれ?

「OJ Wheels」は1970年代後半に誕生したスケートボード用ウィールの専門ブランドで、Santa Cruz SkateboardsやIndependent Trucksを擁するNHS, Inc.の傘下として歩んできた老舗です。ウレタンの配合とシェイプの作り分けにこだわり、硬いパーク向けから柔らかいクルーザー向けまで幅広く揃える点に定評があります。

スケボーウィールは自分の滑り方や路面に合わないモデルを選んでしまうと、スピードの伸びやトリックの決まりやすさにも影響します。狙った動きを気持ちよく出すためにも、OJ Wheelsのウィールは各モデルの性能や特徴の違いを理解して選ぶことが大切です。

この記事では、OJ Wheelsの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行のスケボーウィールを全モデル比較します。用途別のおすすめモデルも紹介しますので、OJ Wheelsのウィールが気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

OJ Wheelsとは老舗のスケボーウィール専門ブランド

OJ Wheelsは、1970年代後半に誕生したスケボーウィールの専門ブランドです。Santa Cruz SkateboardsやIndependent Trucksを傘下に持つNHS, Inc.のもとで長く製品を作り続けてきました。

ラインナップは、パークやストリートで使う101aのハードウィールから、街乗り向けの78aソフトウィールまでをカバーします。日本では株式会社ハスコ・エンタープライズが正規取扱元となり、スケートショップや直営ECを通じて現行モデルを入手できます。

OJ Wheelsのブランドコンセプト

OJ Wheelsが掲げるのは、素晴らしい走り心地とより良い材質という考え方です。1つの万能なスケボーウィールを作るのではなく、路面と滑り方に合わせて選べる幅を用意する方針を取っています。

その方針を支えているのが、ウレタンの配合とシェイプという2つの軸です。同じ99aでも接地面の広いシェイプと細いシェイプでは乗り味が変わるため、OJ Wheelsは硬度と形状を掛け合わせて性格の異なる製品群を組み立てています。

滑る場所や求める動きが変わっても、同じブランドの中で乗り換え先を見つけられるのがOJ Wheelsを選ぶ利点です。ハードからソフトへ、細身から太めへと段階的に試せます。

OJ Wheelsの歴史・創業背景

OJ Wheelsは、1970年代後半のスケートパークブーム期に、鮮やかなオレンジのウレタンでデビューしました。

その後のSpeed Wheels期には、Christian HosoiやNatas Kaupas、Eric Dressenといったレジェンドが実戦で使用し、当時のスケートシーンを象徴するウィールブランドとなりました。

長い歴史の中で培った配合と形状のノウハウは、現行モデルにもOriginal Formulaという形で残されています。復刻セットアップを組みたいスケーターが往年の乗り味を選べるのも、OJ Wheelsが積み重ねてきた歴史があってこそです。

OJ Wheelsの特徴・強み

OJ Wheelsのスケボーウィールで最も目を引く強みは、硬度のレンジが極端に広いことです。ハードウィールの最上位となるEliteの101aから、クルーザー向けSuper Juiceの78aまでを1つのブランドでまかなえます。

さらに、二層構造のDouble Duroや中間硬度のKeyframesといった中間解も用意されています。硬いウィールのスピードは欲しいが路面の荒れも気になるという要望に、専用のウレタンで答える構成です。

シェイプもMini ComboやFull Combo、Hard LineにChubbies、NomadsとEZ Edgeの6種類から選べます。サイズ・硬度・形状の3つを掛け合わせて狙った乗り味に近づけられるのが、OJ Wheelsのスケボーウィールならではの強みです。

OJ Wheelsの機能とテクノロジー

スケボーウィール選びの結果を左右するのは、ウレタンの種類とシェイプの2点です。OJ Wheelsはこの2つに明確な区分けを設けており、仕組みを知っておくと次の全モデル比較で自分に合う1組を判断しやすくなります。

OJ Wheelsのスケボーウィールを形づくる主なウレタン・シェイプの技術は以下の5つです。

  • Elite Urethane
  • Double Durometer
  • Super Juice Urethane
  • Keyframes Urethane
  • 6種類のウィールシェイプ

Elite Urethane

Elite UrethaneはOJ Wheelsのトップグレードにあたるハードウレタンで、チームライダーがテストして選んだ配合です。99aと101aの2硬度を中心に展開されています。

配合が狙っているのは、スピードの伸びと転がりの持続、そしてあらゆる路面での安定した性能です。硬いウレタンは一般に摩耗が進むとフラットスポットができやすくなりますが、Elite Urethaneは削れにくさを重視して作られています。

削れが少ないウィールは、パークで何度もスライドを掛けても形状が崩れにくく、乗り味が長持ちします。OJ Wheelsのハードウィールを長く使いたいスケーターほど、Elite Urethaneは恩恵の大きい一本です。

Double Durometer

Double Durometerは、内側に柔らかい95aのウレタン、外側に硬い99aまたは101aのウレタンを重ねたOJ Wheelsの二層構造です。不完全な路面のための完璧なウィールという言葉で紹介されています。

外層が硬いままなので、スライドの抜けやスピードの乗りはハードウィールと変わりません。そのうえで内層の95aが路面から伝わる振動を受け止め、ざらついたアスファルトでも突き上げと引っかかりを抑えます。

日本の街中のスポットは路面がきれいとは限らず、ハードウィールだと足裏に細かな振動が響きます。スピードとスライド性能を落とさずに乗り心地だけを改善したいスケーターに向くのが、OJ WheelsのDouble Durometerです。

Super Juice Urethane

Super Juice Urethaneは、OJ Wheelsのソフトウィールに使われる78aのウレタンです。小石やクラックを拾いにくく、少ない力でスピードを維持できる設計になっています。

柔らかいウレタンは路面に食い込んでグリップするため、段差や砂の浮いた場所でも足元が急に流れません。加えてOJ Wheelsは強化コアとチップしにくい形状を組み合わせており、柔らかいウィールにありがちな欠けや削れを抑えています。

移動距離が長くなるほど、蹴り出しの回数が減ることの効果は大きくなります。通勤通学の足としてスケボーを使う人にとって、Super Juice Urethaneは疲れにくさに直結するテクノロジーです

Keyframes Urethane

Keyframes Urethaneは87aを基本とし、92aの展開もあるOJ Wheelsの中間硬度ウレタンです。ソフトほど沈み込まず、ハードほど路面を拾わない位置に設計されています。

大きな特徴は、スライドしない設定になっている点です。意図しない横滑りが起きにくいため、直進の安定感が高く、足元が急に抜ける不安を減らせます

公式にも通勤や初心者、ラインを追いかけるフォローフィルミングに向くと示されています。トリックを詰めるより安定して転がしたい場面で選ぶのが、OJ WheelsのKeyframes Urethaneの使いどころです。

6種類のウィールシェイプ

OJ Wheelsのスケボーウィールは、Mini ComboやFull Combo、Hard LineにChubbies、NomadsとEZ Edgeという6種類のシェイプから選べます。違いは接地面(ライディングサーフェス)の幅と、ウィール全体の幅に表れます。

最も細いEZ Edgeは接地面18〜20mm、全体幅32〜34.5mmで、丸いエッジと合わせてレスポンスの速さを狙った形状です。対するFull Comboは接地面28〜33mm、全体幅42〜44mmと極端に広く、後ろ側ラウンド・前側コニカルの非対称カットで安定感を確保しています。

中間に位置するHard Lineは接地面23〜24mmで、コントロール性を高めたコニカルカットです。Chubbiesは丸く大きなラジアルエッジ、Nomadsは全体幅30〜31mmのストレートカットに鋭いエッジと、同じ硬度でも操作感が大きく変わります。

OJ Wheelsの全種類の違いを比較

ここからはOJ Wheelsのスケボーウィールを、ハードウィール、Double Duro、ソフトウィールの3グループに分けて全モデル比較し、グループ比較表とモデル詳細を交えながら違いを解説します。

掲載しているのは、日本国内で正規に流通している現行モデルのみです。

OJ Wheelsのスケボーウィールを以下の3グループに分けて紹介します。

  • ストリート/パーク向けハードウィール
  • 荒れた路面に強いDouble Duroウィール
  • クルーザー/オールテレイン向けソフトウィール

ストリート/パーク向けハードウィール

Eliteウレタンを中心とした99a・101a帯のハードウィール群で、トリックを狙うセットアップの基本になるグループです。同じEliteでもシェイプごとに接地面と全体幅が異なり、狙える乗り味が変わります。比較表の後に各モデルの詳細を紹介します。

スクロールできます
モデル名 シェイプ 硬度 ウレタン 主な用途
Team Elite Full Combo Full Combo 99a Elite パーク/ボウル/ストリート
Elite Hardline Hard Line 99a/101a Elite ストリート/パーク
Elite Mini Combo Mini Combo 101a Elite ストリート/トランジション
Elite Chubbies Chubbies 99a Elite ボウル/トランジション/ストリート
Elite EZ Edge EZ Edge 101a Elite ストリート/テクニカルトリック
Elite Nomads Nomads 95a Elite ストリート/ロックオン系トリック
Original Combo Combo 99a/95a Original Formula ボウル/プール/復刻セットアップ

Team Elite Full Combo

Team Elite Full Comboの製品画像

項目 内容
モデル名 Team Elite Full Combo
シェイプ Full Combo
硬度 99a
ウレタン Elite
主な用途 パーク/ボウル/ストリート

「Team Elite Full Combo」は、Eliteウレタンの99aをFull Comboシェイプに載せた、OJ Wheelsのハードウィールを象徴するモデルです。チームライダーがテストして選んだ配合を、シリーズで最も幅の広い形状で使えます。

接地面28〜33mm、全体幅42〜44mmという太いプロファイルで、後ろ側がラウンド、前側がコニカルの非対称カットになっています。接地面積の広さが着地の踏ん張りと長く伸びるスライドを支える構造です。

パークやボウルで大きなラインを描くとき、太いウィールの直進安定性がはっきり効いてきます。ただし細身のウィールと比べると重さは感じやすく、軽快なフリックを最優先する人には向きません。スピードを乗せてボウルを攻めたいスケーターにおすすめのスケボーウィールです。

Elite Hardline

Elite Hardlineの製品画像

項目 内容
モデル名 Elite Hardline
シェイプ Hard Line
硬度 99a/101a
ウレタン Elite
主な用途 ストリート/パーク

「Elite Hardline」は、OJ Wheelsのハードウィールの中でも扱いやすさで選ばれる中庸なシェイプのモデルです。99aと101aの2硬度が用意され、滑る場所や好みに応じて硬さを選べます。

接地面23〜24mm、全体幅34〜36mmと広すぎず細すぎない設計で、コニカルカットが接地面を確保しながらコントロール性を高めています。Elite Urethaneの削れにくさも魅力で、摩耗を気にせず回し続けられるのが強みです。

ストリートのレッジからパークのトランジションまで守備範囲が広く、滑る場所を選びません。OJ Wheelsのハードウィールを初めて試す人におすすめしやすい1組です。

Elite Mini Combo

Elite Mini Comboの製品画像

項目 内容
モデル名 Elite Mini Combo
シェイプ Mini Combo
硬度 101a
ウレタン Elite
主な用途 ストリート/トランジション

「Elite Mini Combo」は、Full Comboの非対称設計をひと回り扱いやすいサイズに落とし込んだ、OJ Wheelsの101aハードウィールです。

接地面20〜21mmに対して全体幅は35〜38mmあり、太い見た目のわりに接地面は絞られています。そのため重さを感じにくく、101aの硬さと相まって蹴り出しから加速までのレスポンスが鋭くなります

後ろ側のラウンドカットがロックオン時の当たりを受け止め、前側のコニカルカットがスライドの抜けを軽くする形状で、ボウルとストリートを一日で行き来する人や太めのウィールを使いたいがロックのしやすさも譲れない人におすすめです。

Elite Chubbies

Elite Chubbiesの製品画像

項目 内容
モデル名 Elite Chubbies
シェイプ Chubbies
硬度 99a
ウレタン Elite
主な用途 ボウル/トランジション/ストリート

「Elite Chubbies」は、OJ Wheelsのシェイプの中でもエッジの丸みが際立つ99aのハードウィールです。

接地面21〜26mm、全体幅36〜39mmと広く、大きく丸いラジアルエッジが最大の特徴になっています。コーピングやレッジに当たったときの引っかかりが少なく、グリップからスライドへの移行が滑らかにつながります。

太いウィールは食いつきが強い反面、意図せずロックして止まってしまう場面がありますが、Chubbiesではその癖が出にくく、ボウルやトランジションを主戦場にするスケーターにおすすめのスケボーウィールです。

Elite EZ Edge

Elite EZ Edgeの製品画像

項目 内容
モデル名 Elite EZ Edge
シェイプ EZ Edge
硬度 101a
ウレタン Elite
主な用途 ストリート/テクニカルトリック

「Elite EZ Edge」は、OJ Wheelsのハードウィールで最も細身のプロファイルを持つ101aモデルです。

接地面18〜20mm、全体幅32〜34.5mmまで絞り込み、丸いエッジと硬めのウレタンを組み合わせています。足回りが軽い分だけ板の振り抜きが速く、フリックが軽く決まります。

一方で接地面が狭いためグリップは控えめで、荒れた路面では凹凸を拾いやすい特性です。割り切って使う前提で、テクニカルなフラットトリックを詰めたいストリートスケーターにおすすめします。

Elite Nomads

Elite Nomadsの製品画像

項目 内容
モデル名 Elite Nomads
シェイプ Nomads
硬度 95a
ウレタン Elite
主な用途 ストリート/ロックオン系トリック

「Elite Nomads」は、全体幅30〜31mmとシリーズ最細のストレートカットを採用したOJ Wheelsのウィールです。硬度は95aで、Eliteの中では柔らかめの設定になっています。

鋭く立ったエッジがレールやレッジの角を捉えるため、ロックオン系のトリックで狙った位置に乗せやすくなります。95aの粘りが加わることで、ハードウィールでありながら路面の当たりも少し和らぐのが特徴です。

接地面19〜21mmと狭く、スピードを乗せた大きなラインでは安定感が物足りません。ロックオンを軸にトリックを組み立てるスケーターにおすすめのモデルです。

Original Combo

Original Comboの製品画像

項目 内容
モデル名 Original Combo
シェイプ Combo
硬度 99a/95a
ウレタン Original Formula
主な用途 ボウル/プール/復刻セットアップ

「Original Combo」は、Eliteではなく往年のOriginal Formulaを採用した、OJ Wheelsの60mmウィールです。

Original Formulaは再発モデル用に用意された配合で、スケートパークを含む多くの路面をスムーズかつ速く転がります。60mmという大径により転がりの伸びがあり、ラフなコンクリートでも失速しにくくなります

現行のEliteと比べると、レスポンスの鋭さより転がりの良さに寄った性格です。オールドスクールなデッキを組む人や、ボウルとプールで大径のハードウィールを使いたい人におすすめします。

荒れた路面に強いDouble Duroウィール

内側95aの柔らかいウレタンを、外側の99aまたは101aで包んだ二層構造のスケボーウィール群です。ハードウィールのスピードとスライド性能を保ったまま、荒れた路面での突き上げを抑えられます。比較表に続けて、シェイプごとの違いを解説します。

スクロールできます
モデル名 シェイプ 硬度 形状の特徴 主な用途
Double Duro Chubbies Chubbies 99a/95a・101a/95a 丸みのあるラジアルエッジ ストリート/ボウル/荒れた路面
Double Duro Hardline Hard Line 99a/95a・101a/95a コニカルカットで中庸なバランス ストリート/荒れた路面
Double Duro Mini Combo Mini Combo 99a/95a 非対称カットで太めの径 ボウル/トランジション/荒れた路面

Double Duro Chubbies

Double Duro Chubbiesの製品画像

項目 内容
モデル名 Double Duro Chubbies
シェイプ Chubbies
硬度 99a/95a・101a/95a
ウレタン Double Durometer
主な用途 ストリート/ボウル/荒れた路面

「Double Duro Chubbies」は、二層構造のDouble DurometerウレタンをChubbiesシェイプに載せたOJ Wheelsのモデルです。

内側の95aが振動を受け止め、外側の99aまたは101aがスピードと耐摩耗性を担います。接地面21〜26mm、全体幅36〜39mmの丸いラジアルエッジと組み合わさることで、ざらついた路面でも突っかかりにくい転がりになります。

荒れたアスファルトのスポットとつるつるのボウルを行き来しても、乗り味の落差が小さいのが利点です。滑る場所の路面状況がまちまちなスケーターにおすすめします。

Double Duro Hardline

Double Duro Hardlineの製品画像

項目 内容
モデル名 Double Duro Hardline
シェイプ Hard Line
硬度 99a/95a・101a/95a
ウレタン Double Durometer
主な用途 ストリート/荒れた路面

「Double Duro Hardline」は、コントロール性に振ったHard Lineシェイプに二層構造ウレタンを組み合わせたOJ Wheelsのスケボーウィールです。

99a/95aと101a/95aの2種類が展開され、硬めの外層がスライドの抜けと耐摩耗性を確保しながら、柔らかい内層が細かな振動を吸収します。接地面23〜24mm、全体幅34〜36mmという扱いやすい寸法もそのまま受け継いでいます。

ハードウィールの感触は残したいが、路面の荒れでスピードを削がれたくないという人におすすめの選択肢です。街のストリートを毎日滑る人ほど、二層構造の効果を実感できます。

Double Duro Mini Combo

Double Duro Mini Comboの製品画像

項目 内容
モデル名 Double Duro Mini Combo
シェイプ Mini Combo
硬度 99a/95a
ウレタン Double Durometer
主な用途 ボウル/トランジション/荒れた路面

「Double Duro Mini Combo」は、非対称のMini Comboシェイプを58mmという大きめの径で展開した、OJ Wheelsの二層構造モデルです。

径が大きいほど転がりは伸び、段差や継ぎ目も越えやすくなります。そこに内側95aの衝撃吸収が加わるため、コンクリートが荒れたトランジションでもスピードが落ちにくくなります。

一方で58mmは重量が増え、テクニカルなフラットトリック主体の滑り方には扱いにくいものの、ボウルやトランジションが中心で、路面の状態が良くないパークに通うスケーターにおすすめのウィールです。

クルーザー/オールテレイン向けソフトウィール

78aのSuper Juiceと87aのKeyframesを中心とした、街乗りと移動、オフロードに向くスケボーウィールのグループです。径と硬度の組み合わせで用途がはっきり分かれるため、比較表で違いを整理してから各モデルを解説します。

スクロールできます
モデル名 シェイプ 硬度 ウレタン 特徴 主な用途
Super Juice Super Juice 78a Super Juice 強化コアで割れにくい定番径 クルーザー/街乗り
Mini Super Juice Mini Super Juice 78a Super Juice 55mmのコンパクトな径 クルーザー/通常デッキへのソフト化
Hot Juice Hot Juice 78a Super Juice Super Juiceと同径の別シルエット クルーザー/街乗り
Thunder Juice Thunder Juice 78a Super Juice 75mmの大径 ロングボード/長距離クルーズ
Dirt Tires Thunder Juice Dirt Tyres 78a Super Juice タイヤ状のトレッドパターン オフロード/未舗装路
Keyframe 2 Keyframe 87a(92a展開あり) Keyframes スライドしない設計 街乗り/フォローフィルミング/初心者

Super Juice

Super Juiceの製品画像

項目 内容
モデル名 Super Juice
シェイプ Super Juice
硬度 78a
ウレタン Super Juice
主な用途 クルーザー/街乗り

「Super Juice」は、OJ Wheelsのソフトウィールを代表する60mm・78aのクルーザーウィールです。カラー展開が多く、デッキに合わせて選べる点も長く定番であり続ける理由になっています。

強化コアとチップしにくい形状を備え、小石やクラックを拾いにくいため、少ない蹴り出しでスピードを維持できます。柔らかいウレタンが路面の細かな振動を吸収し、走行音も静かに抑えられます。

78aは滑らせる用途には向かず、トリック主体のセットアップには使えません。クルーザーデッキで街を移動する人や、通学と通勤で毎日乗る人におすすめのスケボーウィールです。

Mini Super Juice

Mini Super Juiceの製品画像

項目 内容
モデル名 Mini Super Juice
シェイプ Mini Super Juice
硬度 78a
ウレタン Super Juice
主な用途 クルーザー/通常デッキへのソフト化

「Mini Super Juice」は、Super Juiceの乗り味を55mmのコンパクトな径に収めたOJ Wheelsのソフトウィールです。

径が小さい分、通常のストリートデッキに組んでもウィールバイト(ターン時にウィールがデッキの裏に接触して急停止する現象)が起きにくく、セットアップに組み込みやすくなります。78aの柔らかさはそのままなので、路面の振動はしっかり吸収します。

いま使っているデッキを、そのまま移動用のソフト仕様に変えたい人におすすめの一本です。大径のクルーザーウィールより取り回しが軽く、車体の高さも変わりにくい点が扱いやすさにつながります。

Hot Juice

Hot Juiceの製品画像

項目 内容
モデル名 Hot Juice
シェイプ Hot Juice
硬度 78a
ウレタン Super Juice
主な用途 クルーザー/街乗り

「Hot Juice」は、Super Juiceと同じ60mm・78aながら、シルエットとカラー展開が異なるOJ Wheelsのソフトウィールです。

Super Juice Urethaneによるグリップの高さと静かな走行音は共通で、舗装路のクルーズを快適にします。国内で確認できる展開はブラックとオレンジの2色です。

性能面ではSuper Juiceと大きく変わらないため、選ぶ決め手は形状と見た目の好みになります。デッキやトラックの雰囲気に合わせて足回りを揃えたい人におすすめです。

Thunder Juice

Thunder Juiceの製品画像

項目 内容
モデル名 Thunder Juice
シェイプ Thunder Juice
硬度 78a
ウレタン Super Juice
主な用途 ロングボード/長距離クルーズ

「Thunder Juice」は、75mmという大径に78aのソフトウレタンを組み合わせた、OJ Wheelsで最も大きなクルーザーウィールです。

径が大きいほど転がり抵抗は減り、段差や路面の継ぎ目も乗り越えやすくなります。長い距離を走ってもスピードが落ちにくく、漕ぐ回数そのものを減らせます。

その代わり重量とデッキの高さが増すため、ライザーパッドの使用を前提としたロングボードやクルーザー向けの選択になり、長距離の移動を目的にスケボーへ乗る人におすすめの1組です。

Dirt Tires Thunder Juice

Dirt Tires Thunder Juiceの製品画像

項目 内容
モデル名 Dirt Tires Thunder Juice
シェイプ Dirt Tyres
硬度 78a
ウレタン Super Juice
主な用途 オフロード/未舗装路

「Dirt Tires Thunder Juice」は、接地面にタイヤ状のトレッドを刻んだ70mm・78aの特殊形状ウィールで、OJ Wheelsのラインナップでも異色の存在です。

トレッドパターンが未舗装路や砂利混じりの路面を噛むため、フラットな接地面のウィールでは進みにくい場所でも前に出られます。78aの柔らかさが土の凹凸を吸収する役割も担います。

舗装路ではトレッドの分だけ転がりがわずかに重くなりますが、走れる場所は確実に広がり、公園の土の道やダートを含むルートを走りたい人におすすめのスケボーウィールです。

Keyframe 2

Keyframe 2の製品画像

項目 内容
モデル名 Keyframe 2
シェイプ Keyframe
硬度 87a(92a展開あり)
ウレタン Keyframes
主な用途 街乗り/フォローフィルミング/初心者

「Keyframe 2」は、87aという中間硬度のKeyframes Urethaneを採用した、OJ Wheelsのオールテレインウィールです。公式には92aの展開もあります。

ソフトウィールほど沈み込まず、ハードウィールほど路面を拾わない硬度設定で、クルーザーにも通常のストリートデッキにも組めます。スライドしない設計のため直進の安定感が高く、足元が急に抜ける不安が少ない造りです。

滑らせる動きは苦手なので、パワースライドを多用する滑り方には合いません。移動用に安定した足回りが欲しい人や、これからスケートを始めるビギナー、ラインを追いかけて撮影する人におすすめです。

まとめ

この記事では、OJ Wheelsの歴史や独自テクノロジーを解説し、現行のスケボーウィールを全モデル比較しました。OJ Wheelsはウレタンの硬度とシェイプの組み合わせで乗り味を作り分けるブランドなので、どちらの軸から決めるかを先に整理すると迷いにくくなります。

判断軸はシンプルです。パークやストリートでトリックを狙うならElite、路面の荒れが気になるならDouble Duro、移動と快適さを優先するならSuper JuiceやKeyframe 2を選びます。サイズは径が大きいほど転がりが伸び、小さいほど取り回しが軽くなるという原則で絞り込めます。

最初の1組に迷うなら、ハードウィールはバランスの良いElite Hardline、街乗りならSuper Juiceがおすすめです。日本では正規取扱店やスケートショップで入手できるので、自分の滑り方に合うOJ Wheelsのスケボーウィールを見つける参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころからスケートボードに親しみ、これまで複数ブランドのデッキやコンプリートを実際に購入して使い比べてきました。各モデルの特徴やパーツ選びの違いを実購入者の目線で整理し、何を選べばいいか迷う方に向けて『スケボーセレクト』を運営しています。

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