- CREATUREってどんなスケートボードブランドなの?
- VXやEverslickといった構造の違いがわからない
- たくさんあるデッキの中で、自分に合うのはどれ?
「CREATURE(クリーチャー)」は、ホラー映画のような激しいグラフィックで人気を集めるスケートボードブランドです。プールやトランジションを攻めるハードコアな世界観が魅力です。
この記事では、CREATUREの特徴やテクノロジーをわかりやすく解説し、デッキ全種類を構造・形状・コンプリートの3軸で比較します。スタイル別のおすすめもわかりますので、CREATUREのスケボーが気になっている人はぜひチェックしてください。
CREATUREとはホラーグラフィックで君臨するスケートボードブランド
CREATUREは、ホラーテイストのグラフィックとハードコアな滑りで知られるスケートボードブランドです。ここでは、CREATUREというブランドの全体像を解説します。
ブランドの世界観や歴史、ライダーの強みを知ることで、デッキ選びの背景にあるCREATUREらしさが見えてきます。スケボー選びの土台として押さえておきましょう。
CREATUREのブランドコンセプト
CREATUREのブランドコンセプトは、ホラー映画をモチーフにした激しいグラフィックです。ブラックとグリーンを基調としたカラーリングが、ブランドの世界観を象徴しています。
グラフィックそのものに強いこだわりを持つCREATUREは、見た目から自分を表現したいスケーターに支持されています。
CREATUREの歴史・創業背景
CREATUREは1993年に始動したスケートボードブランドです。1998年に一度活動を終えたものの、2004年にあらためて復活を遂げました。
CREATUREは、スケート流通大手のNHS, Inc.の傘下にあります。Santa Cruzなどと同じグループに属しており、デッキの品質や供給面での信頼性も十分です。
CREATUREの特徴・強み(ライダーとスタイル)
CREATUREの強みは、ストリートからバーチカル/トランジションまで幅広いライダーが揃っている点です。多彩なスタイルのスケーターが、CREATUREのデッキで滑っています。
幅広いスタイルに対応するラインナップを持つCREATUREは、自分の滑りに合う1枚を見つけやすいスケートボードブランドです。
CREATUREの機能とテクノロジー
ここでは、CREATUREのデッキに搭載されている独自テクノロジーを解説します。デッキ選びの核となる3つの構造を理解しておきましょう。
CREATUREのスケートボードデッキに搭載されている主なテクノロジーは以下の3つです。
- VX(Quad X Technology)
- Everslick
- Powerply
VX(Quad X Technology)
VXは、CREATUREが展開する最強クラスのデッキ構造です。北米産メープルの5プライに、Quad Xテクノロジーを2層組み込んでいます。
VX構造のメリットは、標準7プライより薄く・強く・ポップ(反発)が強い点です。割れにくさも高く、パフォーマンスを求めるスケーターにCREATUREのVXは大きな武器になります。
Everslick
Everslickは、デッキ裏面に特殊なスリック(非粘着)コートを施したCREATUREの構造です。スリックとは、表面をなめらかに加工して滑りを良くする仕上げを指します。
グラフィックの色落ちを防ぎ、長くきれいな状態を保てる点もEverslickの魅力です。最強構造のVXと組み合わせた「VX Everslick」も用意されており、CREATUREの中でも上位の仕上がりです。
Powerply
Powerplyは、ノーズとテールに樹脂補強を入れたCREATUREの高耐久構造です。ノーズはデッキ前方、テールは後方の反り上がった部分を指します。
Powerplyの強みは、ポップを損なわずにチッピング(先端の欠け)を抑えられる点です。デッキ寿命が延びるため、1枚を長く乗りたいスケーターにCREATUREのPowerplyはおすすめです。
CREATUREのデッキ全種類を比較
ここでは、CREATUREのデッキ全種類を比較します。CREATUREのデッキとコンプリートを「構造」「形状」「組み立て済み」の3つの軸でグループ分けして解説します。
CREATUREのスケートボードデッキを、以下の3つのグループ別に解説します。
- コンストラクション(構造)で選ぶ
- 形状(シェイプ)で選ぶ
- コンプリート(組み立て済み)で選ぶ
コンストラクション(構造)で選ぶ
構造で選ぶグループでは、CREATUREのデッキを作りの違いで比較します。最強のVX系から定番のスタンダードまで、全5タイプを掲載しています。耐久性・ポップ・滑りの優先度で選ぶのがポイントです。比較表の後に、各構造の詳細を紹介します。
| コンストラクション | 構造プライ | 補強技術 | 裏面加工 | ポップ強度 | おすすめ対象 |
|---|---|---|---|---|---|
| VX Everslick | 5プライ北米メープル | Quad X 2層 (C/FG) | Everslick® コーティング | 最強 | 上級者・ヘビーユーザー |
| VX | 5プライ北米メープル | Quad X 2層 (C/FG) | なし | 最強 | 中〜上級者 |
| Everslick | 7プライカナダメープル | なし | Everslick® コーティング | 標準 | ストリート・全レベル |
| Powerply | 7プライハードロックメープル | ノーズ/テール樹脂補強 | なし | 高 | 中級〜・耐久性重視 |
| スタンダード | 7プライ北米メープル | なし | なし | 標準 | 初心者〜中級者 |
VX Everslick(VX™ + Everslick®)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | VX Everslick (VX™ + Everslick®) |
| 構造プライ | 5プライ北米メープル + Quad X 2層 |
| 裏面加工 | Everslick® ポリマーコーティング |
| 幅レンジ | 8.0〜9.0″ (現行ラインナップ) |
| おすすめ | 上級者・グラインド多用・ヘビーユーザー |
CREATUREの「VX Everslick」は、最強構造VXに裏面のスリックコートを足した最上位デッキです。CREATUREのコンストラクションの中で、もっとも贅沢な仕上がりと言えます。
トランジションやグラインドを多用する場面で、VX Everslickは耐久性と抜けの良さを同時に発揮します。激しい滑りでもデッキがへたりにくく、高いパフォーマンスを長く保ちます。
CREATUREのVX Everslickは、耐久性も滑りも妥協したくない上級者やヘビーユーザーにおすすめのデッキです。
VX(Quad X Technology)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | VX (Quad X Technology) |
| 構造プライ | 5プライ北米メープル + Quad X 2層 |
| 裏面加工 | なし |
| 幅レンジ | 8.0〜9.25″ (現行ラインナップ) |
| おすすめ | パフォーマンス重視の中〜上級者 |
CREATUREの「VX」は、メープル5プライにQuad Xを2層組み込んだ高性能デッキです。薄くて強い、CREATUREを代表するパフォーマンス構造です。
オーリーやフリップでデッキを弾く場面で、VXの強いポップが活きてきます。CREATUREのVXは、トリックの精度を高めたいスケーターを後押しします。
CREATUREのVXは、パフォーマンスとデッキ寿命の両方を重視する中〜上級者におすすめのスケボーです。
Everslick

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Everslick |
| 構造プライ | 7プライカナダメープル |
| 裏面加工 | Everslick® ポリマーコーティング |
| 幅レンジ | 8.0〜8.5″ (現行ラインナップ) |
| おすすめ | スライド/グラインド重視のストリーター |
CREATUREの「Everslick」は、裏面のスリックコートで滑りに特化したデッキです。VXを使わない標準メープルベースに、Everslick素材を組み合わせています。
レールやカーブでのスライドを練習する場面で、Everslickの滑りやすさが効果を発揮します。引っかかりが少なく、テクニカルなトリックに挑戦しやすくなります。
CREATUREのEverslickは、スライドやグラインドを磨きたいストリートスケーターにおすすめのデッキです。
Powerply

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Powerply |
| 構造プライ | 7プライハードロックメープル |
| 補強方式 | ノーズ/テール 樹脂インサート 2層 |
| 幅レンジ | 7.4〜8.88″ (現行ラインナップ) |
| おすすめ | 耐久性重視・長持ち重視の中級者〜 |
CREATUREの「Powerply」は、ノーズとテールに樹脂補強を入れた高耐久のスタンダード系デッキです。標準7プライをベースに、欠けやすい先端を強化しています。
毎日のように滑り込む場面でも、Powerplyはデッキの消耗をやわらげます。1枚を長く使えるため、買い替えの頻度を抑えられます。
CREATUREのPowerplyは、デッキを長持ちさせたい中級者以上のスケーターにおすすめのスケボーです。
スタンダード(7プライ)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | スタンダード (7プライ) |
| 構造プライ | 7プライ北米メープル |
| 幅レンジ | 7.25〜10.56″ |
| コンケーブ | モデルによりレギュラー〜ベテラン |
| おすすめ | 初心者〜中級者・グラフィック重視 |
CREATUREの「スタンダード」は、北米メープルなどの7プライで作る定番のベーシック構造です。CREATUREのデッキの原点とも言える1枚です。
普段の練習からパークまで、幅広い場面でスタンダードは安定して使えます。クセが少ないため、デッキの基本的な感覚をつかみやすいのも利点です。
CREATUREのスタンダードは、まずCREATUREを試したい初心者〜中級者や、グラフィック重視で選びたい人におすすめのデッキです。
形状(シェイプ)で選ぶ
形状で選ぶグループでは、CREATUREのデッキをアウトラインの違いで比較します。王道のポップシクルから変形シェイプまで、全4タイプを掲載しています。幅とウィールベースが乗り味を左右するため、滑りたいスタイルから選ぶのがポイントです。比較表の後に、各シェイプの詳細を紹介します。
| シェイプタイプ | 代表シリーズ | 幅レンジ | ウィールベース | 向いているスタイル |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード/Stumps | Classic・Stumps | 7.75〜9.125″ | 14.0〜15.0″ | ストリート・パーク・オールラウンド |
| シェイプドデッキ | Sideshow・Square Tail等 | 8.59〜10.1″ | 14.25〜15.9″ | プール・トランジション・バーチカル |
| クルーザーシェイプ | Cruisi Plank・Cruisi Steel | 9.5〜10.0″ | – (短め全長) | 街乗り・クルージング |
| ツインチップ/エッグ | Heshking・Hallucination等 | 8.2〜9.25″ | 14.0〜14.5″ | スイッチ・個性的な乗り味 |
スタンダードシェイプ(ポップシクル/Stumps系)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | スタンダードシェイプ (ポップシクル/Stumps系) |
| 代表シリーズ | Classic / Stumps |
| 幅レンジ | Classic: 7.75〜9.125″ / Stumps: 8.0〜9.125″ |
| ウィールベース | Classic: 14.0〜15.0″ / Stumps: 14.1〜14.25″ |
| 向いているスタイル | ストリート・パーク・オールラウンド |
CREATUREの「スタンダードシェイプ」は、王道のポップシクル形状を採用したデッキ群です。ClassicやStumpsが代表シリーズで、CREATUREのラインナップの中核をなします。
ストリートでもパークでも、スタンダードシェイプは幅広い場面で活躍します。クセのない乗り味で、技の練習がしやすいのも強みです。
CREATUREのスタンダードシェイプは、ストリートやパークを満遍なく滑りたい人や、迷ったらまず選びたい人におすすめのスケボーです。
シェイプドデッキ(プール/トランジション系)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | シェイプドデッキ (プール/トランジション系) |
| 代表シリーズ | Sideshow / Square Tail / Tombstone等 |
| 幅レンジ | 8.59〜10.1″ |
| ウィールベース | 14.25〜15.9″ |
| 向いているスタイル | プール・ランプ・バーチカル |
CREATUREの「シェイプドデッキ」は、ノーズやテールに個性を持たせた変形シェイプのデッキ群です。SideshowやSquare Tailなどが代表シリーズです。
バーチカルや深いボウルを攻める場面で、シェイプドデッキの安定感が活きてきます。大きなターンやエアでも、足元がしっかり決まります。
CREATUREのシェイプドデッキは、プールやトランジション、バーチカルを攻めたいスケーターにおすすめのデッキです。
クルーザーシェイプ(Cruisi Plank等)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | クルーザーシェイプ (Cruisi Plank等) |
| 代表シリーズ | Cruisi Plank / Cruisi Steel |
| サイズ (幅×長) | Plank: 9.5″×29.9″ / Steel: 10.0″×30.0″ |
| 推奨ウィール | 56mm以上の大径ウィール |
| 向いているスタイル | 街乗り・クルージング・移動メイン |
CREATUREの「クルーザーシェイプ」は、幅広で取り回しの良いクルージング向けデッキです。Cruisi PlankやCruisi Steelが代表シリーズです。
通勤や通学、街中の移動といった場面で、クルーザーシェイプは真価を発揮します。段差や荒れた路面でも、滑らかに走り抜けられます。
CREATUREのクルーザーシェイプは、トリックより移動やクルージングを楽しみたい人におすすめのスケボーです。
ツインチップ/エッグ系(Heshking・Hallucination等)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | ツインチップ/エッグ系 (Heshking・Hallucination等) |
| 代表シリーズ | Heshking (Twin) / Hallucination (Egg) |
| 幅レンジ | Heshking: 8.2〜8.5″ / Hallucination: 9.25″ |
| シェイプ種別 | 左右対称ツインチップ / エッグ/フットボール |
| 向いているスタイル | スイッチトリック・個性的な乗り味 |
CREATUREの「ツインチップ/エッグ系」は、左右対称や幅広の個性的なシェイプを集めたデッキ群です。HeshkingやHallucinationが代表シリーズです。
スイッチスタンスでのトリックや、変わった乗り味を試す場面で、個性的なシェイプが楽しめます。遊び心のあるアウトラインも魅力です。
CREATUREのツインチップ/エッグ系は、個性的な乗り味やスイッチを試したいスケーターにおすすめのデッキです。
コンプリート(組み立て済み)で選ぶ
コンプリートで選ぶグループでは、CREATUREの組み立て済みデッキを比較します。大人向けのフルサイズと子ども向けのキッズ・ミニの全2タイプを掲載しています。体格と年齢の目安が選ぶ決め手になります。比較表の後に、各コンプリートの詳細を紹介します。
| タイプ | 幅レンジ | 対象年齢・身長目安 | ウィール硬度 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| フルサイズ (FULL) | 7.5〜8.25″ | 13歳以上・155cm(5’3″)以上 | 95a | 初心者〜大人全般 |
| キッズ・ミニ (MICRO/MINI/MID) | 6.75〜7.8″ | 5〜12歳・155cm未満 | 83a | 子ども・小柄なビギナー |
フルサイズコンプリート(FULL:7.5″以上)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | フルサイズコンプリート (FULL: 7.5″以上) |
| 幅レンジ | 7.5〜8.25″ (代表: 8.0″×31.25″) |
| 対象年齢 | 13歳以上・大人 (155cm/シューズ9以上) |
| ウィール硬度 | 95a ハイリバウンドウレタン |
| 向いている人 | 初心者〜大人・すぐ乗り始めたい人 |
CREATUREの「フルサイズコンプリート」は、デッキ・トラック・ウィール・ベアリングが組み上がった完成品です。13歳以上の大人向けに、すぐ乗れる状態で用意されています。
買ってすぐ滑り出せる手軽さは、パーツ選びに迷わない大きな利点です。CREATUREのコンプリートなら、組み立ての手間もかかりません。
CREATUREのフルサイズコンプリートは、パーツ選定がわからない初心者や、すぐ始めたい大人におすすめのスケボーです。
キッズ・ミニコンプリート(MICRO/MINI/MID)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | キッズ・ミニコンプリート (MICRO/MINI/MID) |
| 幅レンジ | MICRO: ~6.75″ / MINI: 7.0〜7.75″ / MID: 7.8″ |
| 対象年齢 | MICRO: ~5歳 / MINI: 6〜10歳 / MID: 8〜12歳 |
| ウィール硬度 | 83a ソフト (衝撃吸収優先) |
| 向いている人 | 5〜12歳の子ども・小柄なビギナー |
CREATUREの「キッズ・ミニコンプリート」は、体格に合わせた小さめサイズの完成品です。MICRO・MINI・MIDの3区分で、5〜12歳の子どもに対応します。
公園や広場でのはじめての一歩を、キッズ・ミニコンプリートはやさしく支えます。柔らかいウィールで、段差の衝撃もやわらぎます。
CREATUREのキッズ・ミニコンプリートは、5〜12歳の子どもや小柄なビギナーのファースト1枚におすすめのデッキです。
まとめ
この記事では、CREATUREの特徴やテクノロジーを解説し、デッキ全種類を構造・形状・コンプリートの3軸で比較しました。CREATUREのスケボー選びの全体像がつかめたはずです。
CREATUREには、ホラーな世界観と確かな作りを兼ね備えたデッキが揃っています。お気に入りの1枚を見つけて、思いきり滑り出す参考になればうれしいです。


コメント